オフィスの人間関係を円滑にしてくれる、少しの想像力と思いやり

シティ読者から寄せられたエピソードを基にマンガ化。悩める女子の前にどこからともなく現れる「ラビヨ」が、そっと寄り添ってくれます。

今回のテーマは「オフィスでの思いやり」。みんなが少しずつ思いやりと想像力を持てば、働きやすくなるのかもしれません。

illustration／えのきのこ

・妊娠初期、食べづわりのため飲食可能スペースにこもって仕事をしていたら、ベテラン女性が「最近よくここにいるけど、いつもの席が居心地悪い？」と声を掛けてくれた。それをきっかけに妊娠のことを早めに切り出すことができて助かった。（N.A）

・飲食業に従事しているとき、妊婦に対してみんな気遣いがあって温かい気持ちになった。冷凍庫の棚卸や、重いものをなるべく持たせないようにするなど。（S.O）

・後輩が怖い女性の上司に呼び出されて何事かと思ったら、生理の血がスカートについていたからスカートを貸してくれたんだそう。厳しいだけの上司じゃないと知ってほっこり。（S.A）

・ホルモンバランスの乱れる年齢の方が休みがちで、職場がピリピリしていたときに、「揺らぎの年代でつらいんだから仕方ない」と言ったスタッフがいた。そのときの状況だけでなく、みんなが通る道であることを俯瞰した発言で、スッキリした。（K.O）

生理やPMS、妊娠期、更年期症状など女性特有の健康課題。我慢して頑張ってしまう人も多い中、みんなが少しずつ想像力と思いやりを持てれば、我慢しなくてもいい環境ができるのかも。みんなが我慢せず気持ちよく過ごせるオフィス環境は、みんなで作っていくものなのかもしれませんね。