1. トップ
  2. 「人手不足を解消してください!」看護師が直談判しても変わらなかったのに…増員された“理由”とは?

「人手不足を解消してください!」看護師が直談判しても変わらなかったのに…増員された“理由”とは?

  • 2025.9.20
undefined
出典:Photo AC ※画像はイメージです

皆さんこんにちは!看護師×webライターのsaoriです!

突然ですが、職場で「職場環境を整えてほしい」と上司に依頼したけど何も改善されない…それなのに言う相手が変わるだけで上司の対応が180度変わった…なんて経験したことはありませんか?

今回は、万年人手不足の病院で、環境改善を訴えた時のお話です。

万年人手不足の病院で働いていた私

私が働いていた病院では、どこの部署も万年人手不足が続いている。そんな病院でした。

正社員・非常勤・時短と働いているスタッフ皆が業務量過多で毎日残業している状態。スタッフは皆疲弊していました。

一緒に働いていた、ある役職者のA先輩が「こんな状態が続くと皆辞めていってしまう。こんな状態なんておかしい」と声をあげ、全病棟の看護配置のデータを取り、「この病床数でこの看護師の人数はおかしい。看護師配置を取ってますというのならば、ちゃんと看護師を置く必要がある」と分析してそれを持って看護部長に直談判しに行いってくれたのです。

しかし看護部長の返事はというと…

A先輩はデータを持って説明し、「看護師をもっと入れてほしい」と懇願しました。

ですが、看護部長の返事は「でも看護師の中途採用が入ったらまずあんたんとこの部署に入れている。これ以上増やせっていうのか」とのこと。

そこでA先輩は「中途採用の人って言っても経験年数が1年未満の子が多い。ほぼ新人なのに、それを1としてカウントするのはおかしい。派遣を利用するなりして、看護師の数を増やしてほしい」と提案するも聞き入れられず、部長室を後にしました…。

そこで脳外科部長のB先生に相談

そこで、私たちは60代男性の脳外科のB先生に相談しました。B先生は私たち看護師の意見や気持ちを汲み取ってくれる、とても優しくて心強い先生です。

経緯を話すとB先生は「どういうふうに部長にアプローチしたんや。俺が違う角度で話に行ったる。あんたらが頑張ってるのは知ってるから、力になるから」と励ましてくれ、その足で看護部長に話をしにいってくれたのです。

私たち看護師が訴えても何も状態は変わらなかったのに、B先生が言いに行ってくれた翌日から、他部署から応援という形ではあるものの看護師が来てくれることに。

医者という立場の人が出ていっただけで早速対応が変わりました。

良い社会勉強になった

この経験をして、立場や地位で待遇や態度が変わることを身をもって実感しました。

ネガティブに受け止めるのではなく、B先生のように「見てくれている人は必ずいる」といった側面も知ることができ、良い社会勉強になったな、と感じた出来事でした。


ライター:saori
2011年に正看護師を取得し、急性期病院と施設内訪問看護を経験。現在は子どもに関わる仕事に従事中。看護師×webライターとして活動している。「言葉で人を救いたい!」と心に響くような発信を意識している。3人の子どもを育てながら働くパワフルママ。(note


【エピソード募集】日常のちょっとした体験、TRILLでシェアしませんか?【2分で完了・匿名OK