1. トップ
  2. 『食費がいつの間にか増えている人』がやりがち…外食でやってしまう3つの“NGな選択”とは?【お金のプロが解説】

『食費がいつの間にか増えている人』がやりがち…外食でやってしまう3つの“NGな選択”とは?【お金のプロが解説】

  • 2025.9.16
undefined
出典:photoAC(※画像はイメージです)

気づけば月末の家計簿で「食費」がいつもよりぐんと増えている…。こんな経験はありませんか?外食が多いわけでもないのに食費が膨らみがちなのは、無意識のうちに“やってしまっている選び方”に原因があるかもしれません。実はお金のプロも警鐘を鳴らす、外食時にありがちな3つのNGポイントが存在します。この記事では、その3つのポイントをわかりやすく解説し、無駄を減らして賢く食費をコントロールするヒントをご紹介します!

なぜ“いつの間にか増える食費”に?外食時の意外な盲点

外食は便利で手軽なため、忙しい時や気分転換に利用することも多いですよね。しかし、外食の選び方や注文の仕方によっては、知らず知らずのうちに食費がかさんでしまうことがあります。たとえば、セットメニューや定食はお得と思いがちですが、実は不要な飲み物やサイドメニューがついていてトータルで高くつくこともしばしば。さらに、メインメニューのサイズやトッピングで無駄に値段が上がったり、テイクアウトやデリバリーの手数料が積み重なるケースも。こうした細かい選択の積み重ねが、“食費が増える原因”として見過ごされがちなのです。

この背景には、消費者が“便利さ”や“お得感”に惑わされやすい心理も関係します。外食で支出がかさむ原因は「なんとなくセットを選ぶ」「追加トッピングやドリンクに手を出してしまう」「配送やテイクアウトの手数料を計算に入れていない」というケースが多いと指摘されています。

外食のときに避けたい3つのNGポイントを徹底解説!

undefined
出典:photoAC(※画像はイメージです)

ここからは具体的に“外食でやってしまいがちなNG選択”の3つを紹介します。これらは一見何気ない行動かもしれませんが、長い目で見ると大きな差になります。ぜひチェックしてみてください。

1、無意識にセットメニューを注文する

セットメニューは単品より安いイメージがありますが、自分が食べない飲み物やサラダ、デザートまでついてくることが多いです。食べきれなければそれは無駄な出費。例えば、ドリンクが不要なら他のメニューを単品で注文した方が結果的に安いこともあります。

2、トッピングや追加メニューを次々と選ぶ

気分で「これも美味しそう」と追加してしまうトッピングやサイドメニュー。塵も積もれば山となると言いますが、頻繁に外食する方にとってこれが知らぬ間に大きな出費となります。できるだけメインメニューの枠内で満足を得られる工夫が大切です。

3、デリバリーやテイクアウトの手数料を考慮しない

近年増えたデリバリーやテイクアウト利用。しかし、配達料や最低注文金額があったり、場合によっては会計時にサービス料がかかることがあります。これが家計の見えない負担に。家での食事準備の代替コストとして計算に入れておく必要があります。

こうしたNGポイントを知った上で実践すれば、外食の機会を減らさずに食費をコントロールすることが可能です。まずはメニューをじっくり見て、セットメニューが本当にお得かどうか検討してみましょう。不要なトッピングや追加注文は控えめに、そしてデリバリー利用時はサービス料や配達料を計算に入れることを心がけるだけで、確実に食費の無駄を減らせます。

食費削減は積み重ねが肝心です。お金のプロも推奨する3つのポイントを頭に入れ、生活に無理なく取り入れてみてください。

知らずに使わない!外食のときに気にしたいのは3つのポイント

「外食の食費がいつの間にか増えてしまう」という悩みは決して珍しくありません。主な原因になっている3つの行動を意識して控えるだけで、無駄な支出を減らし、賢く食費を管理できます。

外食は便利で楽しいもの。だからこそ、賢い選択を心掛けて食費のコントロール力をアップさせましょう。この記事でご紹介したポイントをきっかけに、食費の見直しをしてみてください。


監修者:中川 佳人(なかがわ よしと)

金融機関勤務の現役マネージャー。1級ファイナンシャル・プランニング技能士。
20年にわたり、資産形成や家計管理・住宅ローンなどの実務に携わってきた経験を活かし、記事の監修や執筆を行っている。
専門的な内容を、誰にでもわかりやすく伝えることをモットーとしている。