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『なぜかお金が貯まらない人』はやっている…やめるだけでお金が貯まる“3つの無駄”とは【お金のプロが解説】

  • 2025.9.15
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出典:photoAC(※画像はイメージです)

毎月お給料はもらっているけれど、なかなか貯金が増えない…。そんな悩みを抱えている人は少なくありません。日常生活の中で知らず知らずにしている「無駄遣い」がその原因かもしれません。無駄遣いを続けてしまうことで支出が積み重なり、結果的にお金が貯まらない体質を作ってしまうのです。この記事では、やめるだけでお金が自然と貯まる「3つの無駄」をご紹介します。生活の中に潜むお金の落とし穴に気づき、賢くお金を貯めたい方にぜひ読んでほしい内容です。

お金の無駄遣いは小さな習慣から生まれる

なぜお金が貯まらないのか、その問いへの答えは意外とシンプルです。毎日の生活の中で、特に意識せずにしてしまっている“無駄な支出”を続けているから。例えば、ついコンビニで買ってしまうちょっとした飲み物、使っていないサブスクの継続、行かなくなった習い事やジムの会費など。一見小さな金額でも、積み重なるとかなりの金額になります。

こうした無駄遣いの見直しは「今後からやめよう」「今は仕方がない」と後回しにしがちですが、お金を増やしたいなら避けて通れません。貯蓄がうまくいかない人の多くは、この無自覚な無駄を見直さないまま日々を過ごしてしまっています。まずは何にお金を使っているのか現状を把握し、その「無駄」を意識的にやめることが成功の第一歩と言えるのです。

やめるだけで貯まる!3つの無駄を具体例付きで解説

それでは、どのような「無駄」から手をつけるべきでしょうか。改善しやすく早く効果が感じられる例を3つ紹介します。

1、不要なサブスクリプションの継続

動画配信サービスや音楽アプリ、電子書籍、フィットネスアプリなどのサブスクは便利ですが、使わない期間が長いのに解約し忘れているケースが多数あります。毎月数百円~数千円が引き落とされていることも。自分が本当に使っているか時々チェックして、不要ならすぐ解約しましょう。これだけで年間数万円の節約となる可能性もあります。

2、衝動買いや自分へのご褒美の連発

大きな買い物ではなくても、つい欲しくなって買ってしまう小さな買い物が積み重なってしまうのも多いパターン。「今日は頑張ったから」「疲れたから」と自分に甘くなる日を重ね、必要のないものを買い続けていると出費がかさんでしまいます。買い物をする前に「本当に必要か3秒考える」ルールを作ることも有効です。

3、電気・水道など光熱費の無駄遣い

省エネや節水を意識していないと、知らないうちに光熱費の支払いが膨らんでしまいます。使っていない部屋の電気をつけっぱなしにしていたり、長い時間シャワーを浴びていたり。最近ではスマート家電が節約をサポートしてくれますが、まずは基本的な無駄を抑えることでお財布への負担は軽減されます。

これらの無駄をやめて支出を減らすことで、自然とお金が貯まりやすい土台を作りましょう。

お金が貯まる習慣への第一歩は“無駄を見極める目”を育てること

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出典:photoAC(※画像はイメージです)

お金が貯まらない原因となる無駄遣いには誰もが心当たりがありますが、無意識に続けてしまうことが問題です。重要なことは、無駄遣いに気づいて見直すこと。例えば買い物記録をつけて支出を把握する、使っていないサービスを調べて解約を忘れない、毎日の生活での光熱費節約を習慣にする。このような小さな積み重ねが大きな効果を生みます。

また、無駄遣いをやめることを「我慢」と感じるのではなく、「お金を貯めるための賢い選択」と捉えることも大切。そうすることで、ストレスフリーにお金の管理ができるようになります。無駄を省いた分のお金は、将来のための投資や楽しみのための資金へと変えていきましょう。

まとめ:今日からできる「無駄をやめる」が未来の資産をつくる鍵!

お金がなかなか貯まらないのは、毎日の生活に隠れた「無駄」が原因の場合がほとんど。不要なサブスクの支払い、無計画な衝動買い、光熱費のムダ遣い──こうした支出をやめるだけで、あなたの貯金は確実に増えていきます。大切なのは、まず現状を見つめ直し、「やめるだけで変わる無駄」に気づくこと。そこで生まれたお金は、人生の安心や夢の実現につながる貴重な資産です。今日からあなたの無駄を見直し、賢く貯める習慣を身に付けましょう!


監修者:中川 佳人(なかがわ よしと)

金融機関勤務の現役マネージャー。1級ファイナンシャル・プランニング技能士。
20年にわたり、資産形成や家計管理・住宅ローンなどの実務に携わってきた経験を活かし、記事の監修や執筆を行っている。
専門的な内容を、誰にでもわかりやすく伝えることをモットーとしている。