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「もうボーナスが消えてなくなった…」 すぐにお金がなくなる人に共通する『3つのNG習慣』とは【お金のプロが解説】

  • 2025.9.11
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出典:photoAC(※画像はイメージです)

ボーナスが楽しみだったはずなのに、「あっという間にお金がなくなった…」と感じたことはありませんか?給料やボーナスは、一度にまとまったお金が入るので、無駄遣いをしがちになる人も多いでしょう。そしていつもお金が貯まらず、また次の支払いに追われる。そんなお金の悩みを持つ人たちには、共通して見られる「NG習慣」があるのです。この記事では、すぐにお金が消えてしまう人にありがちな3つの悪習慣をわかりやすくお伝えします。これを知れば、あなたの財布のピンチはきっと解決へ向かっていくはずです!

浪費と無計画さが招く「お金がすぐ消える」本当の理由

ボーナスが入ると、普段我慢していた欲しい物を買ったり、ちょっと贅沢をしたくなるのは人間なら当然のことです。しかし、その楽しみの裏で気づかぬうちに浪費や無計画な使い方をしているケースがほとんど。
さらに、欲しい物やサービスが目の前にあると我慢できず、つい買ってしまう「衝動買い」が習慣になっている人も要注意。衝動買いは、計画性がなく一時的な快楽に流されるため、後々の家計を圧迫します。クレジットカードの明細を見ると、不要な買い物にかなりの金額を使っている人も多いのです。

加えて、毎月の支出を見直さず「あるだけ使ってしまう」傾向にあることも共通点。固定費や日常的な支出に無駄が潜んでいる可能性もあります。一度お金の使い方を見直してみることが、節約やお金の貯まる生活への大きな第一歩になるでしょう。

具体例で見る…避けたい3つのNG習慣とは?

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出典:photoAC(※画像はイメージです)

ここからは、すぐにお金がなくなる人に多く見られる代表的な3つのNG習慣をご紹介します。どれも小さなことに思えるかもしれませんが、積み重ねると大きな支出となって家計を圧迫します。

1、「計画なしの衝動買い」

通販やスマホアプリの簡単な操作で、いつでもどこでも買い物ができてしまいます。特に「ちょっと安い」「限定品」「期間限定」といった言葉に惹かれて、必要ない物まで買ってしまう人は多いです。計画を立てずに買うことで、あとで「あれは本当に必要だったのか?」と後悔することも。

2、使わなくてもよい「見栄やプライド」優先の出費

「周りと同じブランド物を持ちたい」「SNSに映える高級グッズを買いたい」など、他人の目を気にして無理に支出するパターンも。他人の目を気にしてする支出は、一時的な欲求を満たせても、その欲求に終わりはありません。自分にとって必要なものや本当に自分を満たしてくれるものにお金を使うようにしましょう。

3、「貯金を後回しにする」

ボーナスなどの臨時収入だからといって、貯金や投資を後回しにして全額使ってしまうのもNGです。理想は、入ったお金の一部を先に「貯金用」に取り分けておくこと。これによって、支出のコントロールがきき、無駄遣いも減らせます。この習慣ができている人は、ボーナスの有効な活用ができていると言えるでしょう。

これらの習慣を見直すことで、知らず知らずのうちにお金が流れていく状態から抜け出し、経済的な安定を目指せます。まずは「今の自分に当てはまっているか?」を考えて、改善ポイントを探してみてくださいね。

ボーナスは味方に!無駄遣いを避け賢く増やす楽しさを

ボーナスは「ただの手当」ではなく、あなたの生活や将来にプラスになる大切なチャンスです。毎回「気づいたらなくなっていた」という人は、無意識のNG習慣にハマっている可能性が高いでしょう。今回ご紹介した3つの習慣を見直して、賢くボーナスを活用してみてください。

ボーナスの使い方次第で、あなたの生活はもっと豊かになります。お金の管理は難しく感じるかもしれませんが、小さな改善の積み重ねが大きな効果を生みます。今年のボーナスこそ、無駄なくしっかり使い、充実した毎日を手に入れましょう!


監修者:中川 佳人(なかがわ よしと)

金融機関勤務の現役マネージャー。1級ファイナンシャル・プランニング技能士。
20年にわたり、資産形成や家計管理・住宅ローンなどの実務に携わってきた経験を活かし、記事の監修や執筆を行っている。
専門的な内容を、誰にでもわかりやすく伝えることをモットーとしている。