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「そのやり方、間違っているかも…」 家計簿をつけるときにチェックしたい“3つのNGポイント”とは【FPが解説】

  • 2025.9.10
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出典:photoAC(※画像はイメージです)

「家計簿をつけてみたいけど、続けられるか不安…」「毎月の収支をしっかり管理したい!」そんな気持ちで家計簿をスタートする人は多いですよね。でも、意外と知らずにやりがちなNGポイントにハマってしまい、続かない人も少なくありません。家計簿はただ記録を残すだけではなく、正しくつけてこそ家計改善につながる大切なツール。そこで今回は、家計簿をつけるときに気をつけたい「3つのNGポイント」をわかりやすく解説します!これを知っておけば、家計管理がぐっとラクに、効果的になりますよ。

ついやりがち!家計簿をつけるときの3つのNGポイント

まず、家計簿をつける上で気をつけたいのは、

  • 記録を後回しにする
  • 細かすぎて挫折する
  • 数字だけにとらわれて目的を見失う

という3つのポイントです。これらがどうしてNGなのか、具体的に見ていきましょう。

家計簿は支出を記録してこそ意味があります。しかし「忙しいから後でまとめて書こう」と思うと、忘れてしまったり、面倒になって続けられなくなることが多いです。

レシートをもらったらすぐにスマホや家計簿アプリに入力する習慣をつけることで、正確な家計把握ができます。これによって、ムダ遣いの発見もしやすくなるでしょう。

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出典元:石坂貴史(FP)

数字だけ見るだけはNG!家計簿のゴールを見失わないこと

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出典:photoAC(※画像はイメージです)

家計簿をつけていると、「収支が黒字になったか」「今月の予算を守れているか」など数字ばかりに目がいきがちです。しかし、数字の羅列を見るだけで満足してしまい、節約や貯蓄の意味や目的を忘れてしまうと本末転倒。

大切なのは「なぜ貯めたいのか」「無駄遣いを減らして何を叶えたいのか」を意識しながら家計簿を活用すること。たとえば、「来年の旅行資金を貯める」「子どもの教育費を準備する」など具体的な目標があれば、節約のモチベーションが続きやすくなります。

家計簿成功の鍵は「シンプル×続けやすさ×目的意識」

ここまで、家計簿をつけるときのNGポイントを見てきました。そのうえで、実際に家計簿を長く続けて効果を出すためにはどうすれば良いのでしょうか?

ポイントは以下の3つです。

  • 支出はできるだけその場で記録すること
  • 細かくしすぎず、自分に合ったシンプルなルールを作ること
  • 数字の先にある目標や目的を明確にして、モチベーションを保つこと

たとえば、スマホアプリの通知機能を使って支出入力を促したり、毎週末に「家計ミーティング」の時間をとって家族で予算確認や目標の見直しをしたりと、続けやすい仕組みを作るのもおすすめです。

また、家計簿は「完璧さ」より「続けること」のほうが大事。間違えても書き漏らしても気にせず、楽しみながらお金との付き合い方を学んでいきましょう。

家計簿の3つのNGを避けて賢く節約ライフをスタート!

家計簿をつけることは、貯蓄や節約を成功させる大きな一歩。でも、挫折しやすく続かないという悩みは多いものです。今回ご紹介した「その場で記録しない」「細かすぎる」「数字だけにとらわれる」というNGポイントを意識して避けることで、家計簿はあなたの強力な味方になります。

ぜひ、自分に合ったシンプルなルールを作り、目標を明確にして楽しく家計管理を続けていきましょう。そうすれば、貯金も増え、安心した毎日を手に入れられますよ!


監修者:石坂貴史

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証券会社IFA、2級FP技能士、AFP、マネーシップス運営代表者。1,000件以上の金融関連の記事制作、校正・監修を手掛けています。金融、経済、不動産、保険、相続分野が専門。お金の運用やライフプランの相談において、ポートフォリオ理論と行動経済学を基盤にサポートいたします。

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