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『光熱費を抑えている人』は必ず守っている…気をつけるべき『3つのオキテ』とは?【お金のプロが解説】

  • 2025.8.28
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出典:photoAC(※画像はイメージです)

毎月の光熱費って、どうしても家計の負担に感じてしまいますよね。節約したいけど、何から始めていいかわからない…そんな悩みを持つ人は多いはず。光熱費をしっかり抑えている人には「これだけは絶対守る」という3つの“オキテ”があるんです。今回は、そのオキテを詳しく紹介しつつ、賢く光熱費を抑えるコツもあわせて解説します。

見落としがち!光熱費がかさむ人がやりがちな「無駄遣いの盲点」

光熱費を抑えられない原因の多くは「無意識の無駄遣い」にあります。たとえば、部屋の温度調整をやみくもに行ったり、使っていない電気製品をコンセントにつないだままにしておいたり。このようなちょっとした油断が積み重なり、知らず知らずのうちに電気代やガス代が膨れ上がってしまうんです。

また、よくありがちなのは、「節約しよう」として逆に家電の使い方を誤るケース。例えば夏に冷房の設定温度を極端に上げて、扇風機やサーキュレーターなどを複数台稼働する羽目になるなど…結果的に効率の悪い使い方をしていては、光熱費削減にはつながりません。

さらに、光熱費プランを見直さずに、最適な料金プランではないものを使い続けている人も多いです。自分にとって最適なプランになっているか、一度確認するだけで年間の支払いが大きく変わる可能性があります。

具体例から学ぶ!節約上手が絶対守る「光熱費節約のオキテ3つ」

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出典:photoAC(※画像はイメージです)

では、光熱費を抑えるために節約上手な人が絶対に守る「3つのオキテ」とは何でしょうか?具体的にみていきましょう。

1、使っていない電気製品のコンセントを抜く
待機電力は、電力消費の約10%になるものもあると言われています。使っていないのに電気が流れている状態は要注意。PC・テレビ・充電器など、長時間使わない時はコンセントを抜くか、スイッチで切り替えると良いでしょう。

2、効率的な温度管理を心がける
エアコンやストーブの温度を極端に上げ下げするのは逆効果。暖房は20~22℃、冷房は28℃前後を目安に設定しましょう。窓ガラスに遮光シートなどを貼ることでエアコンの費用が抑えられる場合もあります。

3、料金プランは年に一度見直す
電力自由化やガスの料金体系の見直しで、最適なプランが次々登場しています。自分の生活スタイルに合ったものに切り替えるだけで、意外な節約になります。スマホの料金と一括で支払うとお得になるプランなどもあるため、ネットの比較サイトでチェックしてみてはいかがでしょうか。

これらはどれもすぐに実践でき、長い目で見れば大きな節約効果が期待できるポイントです。

覚えておきたい!正しい節約で無理なく光熱費をコントロールしよう

光熱費を抑えている人たちは「無駄な待機電力を防ぐ」「効率的に冷暖房を使う」「最適な料金プランを利用する」という3つのオキテを守っています。反対に、これらのオキテを破ると知らず知らずのうちに光熱費が増えてしまうので要注意です。

冷暖房は快適さを保ちつつ、目安の温度設定を守る。電気製品は長時間使わない時に電源をオフにする。加えて、料金プランの見直しも怠らない。たったこれだけで年間数万円の差が出ることも珍しくありません。無理な節約はストレスの元ですが、正しい習慣に変えるだけなら続けやすいはずです。

今日から3つのオキテを意識して光熱費の無駄を見直してみてください。毎月の電気・ガス代がスリムになる喜びを実感しながら、賢く暮らしを整えましょう!


監修者:中川 佳人(なかがわ よしと)

金融機関勤務の現役マネージャー。1級ファイナンシャル・プランニング技能士。
20年にわたり、資産形成や家計管理・住宅ローンなどの実務に携わってきた経験を活かし、記事の監修や執筆を行っている。
専門的な内容を、誰にでもわかりやすく伝えることをモットーとしている。