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早田ひな、サウスポーエースが“中国包囲網”突破なるか 日本の25歳に期待がかかる最高峰の舞台での爆発【WTTチャンピオンズ横浜】

  • 2025.8.1
早田ひな(C)ITTF
SPREAD : 早田ひな(C)ITTF

卓球の「WTTチャンピオンズ横浜2025」が7日から11日にかけて神奈川県の横浜BUNTAIで行われる。世界ランキングの上位32名が出場する大会の日本初開催には期待が高まっている。
女子シングルスに出場するのが世界ランキング11位の早田ひな(日本生命)。近年の女子卓球界をけん引してきたサウスポーエースのプレーには注目が集まっている。

■左腕負傷から復帰後は老獪な戦いも

早田は昨夏にエースとして初出場したパリ五輪で左腕を負傷。その後、3カ月ほど実戦から遠ざかるなど、完全復帰までに時間を費やして状態が心配された。
しかし、今年1月の全日本卓球選手権では初優勝を狙った張本美和(木下グループ)をストレートで下しシングルス3連覇を達成。その後国際大会にも本格復帰すると、5月の「ITTF世界卓球選手権ファイナルズ・ドーハ大会(個人戦)」では中国選手を下してベスト8に入るなど、ロサンゼルス五輪に向けて“シーズン2”と表現した自らのキャリアを進めている。
早田は横浜で初開催となるチャンピオンズで張本美、大藤沙月(ミキハウス)、伊藤美誠(スターツ)といった選手たちと上位進出を窺うなか、世界1位の孫穎莎には0勝16敗、同2位の王曼昱には0勝2敗を喫するなど、過去の国際大会ではトップ選手に苦戦を強いられている。
さらに、5月の世界卓球でも対戦した石洵瑶や、直近の世界ランクでは10位と早田を上回る陳熠といった伸び盛りの選手も今回は控えており、日本のエースとしての地位を築いた早田が中国勢の包囲網をどう掻いくぐれるかは一発勝負のトーナメントとなる今回の戦いを左右する。
それでも、キャリアを重ねた早田は年々細かな技術に磨きをかけ、怪我からの復帰後は戦術的な戦い方も目立つなど、選手としての引き出しを増やしてきた。横浜で迎える最高峰の戦いで、25歳を迎えた日本のサウスポーエースの爆発は見られるのか。

■早田の中国上位相手の過去戦績

※ITTF公式サイトより
孫穎莎:0勝16敗
王曼昱:0勝2敗
陳幸同:0勝4敗
王芸迪:2勝3敗
蒯曼:未対戦

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