1. トップ
  2. メイク
  3. 「眉描きが下手な日本人を救った逸品」「何を隠そう、私が中学生のマセガキだった頃から愛用」美容ジャーナリスト齋藤薫の〈人生ベスコス〉とは【50人が選ぶ本当のベストコスメ】

「眉描きが下手な日本人を救った逸品」「何を隠そう、私が中学生のマセガキだった頃から愛用」美容ジャーナリスト齋藤薫の〈人生ベスコス〉とは【50人が選ぶ本当のベストコスメ】

  • 2026.3.12

CREA2026年春号の「美容は、楽しい? 美容は、苦しい?」特集が、現在好評発売中! CREA WEBではその一部を抜粋してご紹介します。


CREAは2026年、「ベストコスメ」のあり方を刷新します。新製品のスペックやトレンドを追う“答え合わせ”のような従来の「ベスコス」から脱却し、「これがないと生きていけない!」というほどの「人生を支える名品」だけを集めた新しい「ベスコス」を開催しました。新ルールは以下のとおり!

1. ピアニスト・芸人・フィギュアスケーターまで50人が選出

女性だけでなく老若男女、誰もが美容をする時代に。だから美容のプロ以外も審査に参加。

2. 美容のプロが一番自信のあるジャンルを告白

数多くのコスメを試す美容のプロでも、得意ジャンル、不得意ジャンルがあるはず。だから美容賢者は一番自信のあるジャンルのみを審査します。

3. 2026年のベスコスではなく「人生」のベスコスを発表

トレンドではなく、「私の人生を支えている」そんな熱量のあるアイテムが集結。

今回は、美容ジャーナリスト・齋藤 薫さんが【軸物】への愛を語ります。


私の人生を支えたジャンルは【軸物】

“メイク効果を追求するツウほど軸物にこだわる深い理由”

私が軸物にとりわけこだわる理由は、一つに、ナチュラルなままメイク効果を100%引き出すアイテムがすべて軸物だから。

まつ毛のキワに引くアイライン、アイブロウ、マスカラ……これらは人間の顔の中にある毛の強調で、素顔のふりしてきれいになれる、いわゆる「化けるメイク」の必需品と言える。それが効率のよいメイク効果を追求する“ツウ”ほど、実は軸物に非常にこだわると言われる所以。

もう一つ、基本的に何でも持ち歩きたい私は、ポーチを小さくするために、例えば口紅やチーク、ベースメイクもスティック物にこだわってきたりした。だからポーチがまるでペンシルケースのようになっていて、それもメイクの効率。

何より人間が最も器用に扱えるのは鉛筆である。そう考えるとテクニックを補ってくれるのはすべて軸物ということになり、これももう一つのメイクの効率と言えないだろうか。

◆エレガンス「アイブロウ スリム」

アイブロウ スリム 全7色 4,180円(セット価格)/エレガンス コスメティックス

「日本人は眉描きが下手だったが、この逸品に救われたと言ってもいい。

眉毛という微妙な色味をまさに微妙な色出しによってさまざまに表現したアーティスティックなモノづくりにまず感動。それは、これまで自分の眉毛に合う色はなかったから。

またやわらかすぎると発色しすぎ、硬すぎると描きにくい、バランスが難しいアイブロウペンシルにおいて絶妙なバランスを実現している」

◆オペラ「マイラッシュ アドバンスト」

マイラッシュ アドバンスト 全2色 1,100円/イミュ

「何を隠そう、私が中学生のマセガキだった頃からつけていたのがオペラのマスカラだった。

そのDNAを受け継ぐのがこの製品。絶対にじまずカールも落ちず、マツエクに間違えられるほどのフィルム状は今も健在。

70年代初頭にこの名品の“原点”があったなんて、今思うと鳥肌が立つほど」

◆ディオール「ディオールショウ マキシマイザー 4D」

ディオールショウ マキシマイザー 4D 5,610円/パルファン・クリスチャン・ディオール

「本気でマスカラ効果を出したいなら、マスカラ下地はマスト。

しかし、マスカラ下地はモノづくりが非常に難しく、100点満点は見つからない。そんな中でこれはすべてに優れた高い平均値を誇る一本。

まつ毛美容液の効果も備えていて欲張りすぎるほど。よいお値段を後悔させない」

◆ケイト「レアフィットジェルペンシルN GY-4」

レアフィットジェルペンシルN GY-4 1,210円(編集部調べ)/カネボウ化粧品

「使い勝手と仕上がりがベストなジェルの中でも、このケイトはにじまず持ちのよさも二重丸。

何より、常に質の高い先進的なバリエーションを開発し続けるブランドはほかにありません。

まさに独創的なアイラインの宝庫、メイクはプチプラでいいと思い知らされた天才の仕事は感動的」

◆ランコム「グランディオーズ」

グランディオーズ(コフレキットのみで販売)6,050円(コフレ価格)/ランコム

「マスカラといえばランコム。その常識を築き上げたアイテムは、代々一本も漏らさず使い続けてきましたが、その進化は凄まじい。

グランディオーズの特殊なブラシと液は、権威にしかつくれぬものだけに感慨深い。

プチプラで十分と言いつつ、ランコムのマスカラには心を動かされます」

齋藤 薫(さいとう・かおる)

1955年東京都生まれ。女性誌の編集者を経て独立。美容記事、エッセイの執筆など、多方面で活躍。独自の視点と鋭い論評で女性の生き方までを提言し続ける。


続きは「CREA」2026年春号でお読みいただけます。

文=金子優子
写真=植田 翔
編集=渋谷香菜子

元記事で読む
の記事をもっとみる