1. トップ
  2. 恋愛
  3. オジー・オズボーンの葬列、故郷バーミンガムで最後の別れ

オジー・オズボーンの葬列、故郷バーミンガムで最後の別れ

  • 2025.7.31
Funeral ceremony for Ozzy Osbourne in Birmingham

オジー・オズボーンの葬列が、7月30日(以下、現地時間)に故郷であるイギリス・バーミンガムの中心部ブロード・ストリートで行われ、大勢のファンが最後の別れを告げるために駆けつけた。ブラック・サバスの名曲「アイアン・マン」を生演奏する地元のボスティン・ブラス・バンドを先頭に、紫の花で装飾された棺を乗せた葬列が通るとファンは花を投げ入れ、「オジー」と叫んで偲んだ。

葬列はブラック・サバス・ブリッジのベンチ前で停止し、追悼のひとときを持った。オジーがフロントマンを務めたヘヴィメタルバンド、ブラック・サバスのメンバー4人の肖像画が刻まれたベンチは、2019年に設置されて以来、ファンの聖地となっており、オジーが亡くなってからは、ファンから数多くの花束や手紙、写真、プレゼントが捧げられている。

幼い孫たちを含む遺族らは車を降り、感極まった様子で贈り物に触れ、それぞれ花を手向けた。ファンからの呼びかけに妻のシャロン・オズボーンが涙を流し、娘のケリーやエイミー、息子のジャック、そしてオジーが最初の妻との間にもうけた息子のルイスらから慰められる姿もみられた。

Funeral ceremony for Ozzy Osbourne in Birmingham

メタルの帝王と呼ばれたオジー・オズボーンは、7月22日に76歳で逝去。遺族は「言葉では言い表せないほどの悲しみとともに、我らが愛するオジー・オズボーンが今朝この世を去ったことをご報告せねばなりません」と声明を発表した。オジーは最期を故郷で迎えるため、シャロンとともに2023年に英バッキンガムシャーに転居していたそうだ。

長くパーキンソン病を患っていたが、7月5日にバーミンガムのヴィラ・パークで行われたブラック・サバスのファイナルコンサートでは、特製の玉座に座って圧巻のパフォーマンスを披露したばかりだった。『BBC』によると、7月30日遅くにバッキンガムシャーで家族葬が執り行われ、その後に埋葬される予定だという。

Text: Tae Terai

元記事で読む
の記事をもっとみる