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「中学受験生が学級崩壊を起こす」ってホント?我が家の中受生が最後まで小学校を楽しめた理由

  • 2026.3.9

最近、SNSで見聞きするようになって気になった【中学受験生が起こす学級崩壊】や、成績でのマウンティング。「長時間や深夜まで及ぶ勉強で、ストレスを抱えた中学受験生が、小学校でそれを発散しているのでは?」という考察に、まあ、無くはないのかもなあ…と思う、現役中学受験生の母です。我が家には中学受験を経験した中2息子と、いよいよ受験学年を迎える小5の娘がいます。小5妹子はいわゆる【ゆる受験】寄り。一方の中2兄男は、首都圏ではない地方ではありますが、地域の一番校を目指して3年間ガッツリ勉強した【ガチ受験】でした。それでも小学校生活を最後の最後まで楽しむことができました。塾で先取りしていても、小学校の授業でタイクツせず楽しめたのはなぜだったのか?息子に聞いてみました。野生の教育ママ・ちっぷがでーるです。地方在住、中2男子(兄男)と小5女子(妹子)、単身赴任の夫とともに、平凡な中に中学受験というスパイスのある日常を送ってます。アメブロで『笑う教育ママ』というブログを書いております。

先取りしている中学受験生が、最後まで小学校を楽しめた理由

中学受験生のママが心配していること、「学校の授業はタイクツ?」

兄男が中学受験を終えて、無事第一志望の学校に合格した頃に、アメブロを読んでくださっている方からいただいた質問がこちら。「小3男子の母です。中学受験勉強をしていると、小学校の授業がタイクツになっちゃうのでは?と感じています。兄男くんは小学校の授業をどんな風にとらえていましたか?また、ちっぷさんは兄男くんにどんな声掛けをしていましたか?」「最後まで楽しく学校に通われていたようなので、そんな風になれたらいいなと思って質問してみました」そうなんですよ。中学受験塾の授業って、かなり先取りなんですよね。特に算数なんて、大人でもよくわかんない特殊算とか解かされるもんね。小学校の授業中に、先生に向かって「それ知ってまーす」「塾でやりました~」なんて発言する子がいると言うのも聞いたことあります。そういう雰囲気が広がっていくと、学級崩壊までいかなくとも、ザワついた教室になっていくのかな、と想像してしまいます。

小学校の授業を最後まで楽しんだ中学受験生がしていたこと

小学校の授業を最後まで楽しんでいた兄男に、当時どんなことを考えていたのか聞いてみると…

小学校の社会は、調べ学習が楽しい!

兄男いわく「社会は、タブレットを使って調べ学習をすることが多くて、忙しかった!」だそう。班になって発表する内容を考えたり、分担してデータを揃えたり、スライドを作成したり。みんな役割があるので中学受験生も「知ってる~~」などと気を抜く暇はない。それが兄男の小学校の社会だったそうです。「時間が余ったら、もっと知りたいと思ったところを深掘りして調べたり、友達に教えたりしてたよ!」つまり、小学校の社会は楽しい。

小学校の理科は、実験が楽しい!

兄男いわく、「理科は実験がほんとに楽しかった!」そう。「塾って、実験はやらないじゃん?テキストやテストでは【○○を××するとこうなる】っていう結果や写真が載ってるけど、その実験を実際にできて嬉しかった」。テキストで見たことのある実験を実際にできるチャーンス!!ととらえていたそうです。「あ!塾で習ったあの実験だ!って思ってた」「お~、習ったとおりの結果になった!って、内容の確認をしてたよ」中学受験では、実験器具の使い方を問われたりもしますよね。実際に触ることができるのは小学校の授業だけ…!よって、小学校の理科は楽しい。

小学校の国語は、ディスカッションが楽しい!

兄男いわく、「塾の国語と小学校の国語の授業はアプローチがまったく違う!」だそうです。塾は「はい、テキスト開いて設問を読んでいきますよ~」という進め方。一方、小学校では、教科書の音読をして、段落ごとに詳しく読み込んでいく形式。「班で意見とか感想を言い合うことも多いから、楽しかった」ということでした。したがって、小学校の国語は楽しい。

小学校の算数は、先生役をするのが楽しい!

兄男いわく、「高学年になったら算数は進度別学習になるから、パパッと終わったときは先生がくれるプリント解いたりしてたよ!」だそう。兄男は塾でも算数が得意だったので、友達に「教えて!」と頼られることも多かったみたいです。「図形問題や割合の問題とか、人に教えたら理解が深まるから役に立った」「他の学校を受ける友達が過去問を持ってきてて、『教えて~』って言われて一緒にその学校の過去問を解いてた!志望校と傾向が違って面白かった」と教えてくれました。とどのつまり、小学校の算数は楽しい。

小学校の副教科は、とにかく楽しい!

兄男は、なぜか小学校の家庭科の授業が大好きでした!家庭科で習った裁縫が楽しかったようで、すごく上手なわけじゃないけれど、家でもボタン付けをしたりスイミングの進級ワッペン付けをしたりしていました。調理実習で作った野菜炒めを何度も作ってご馳走してくれたことも。体を動かせることも嬉しくて、体育の授業も全力だった模様です。そうなんです、小学校の副教科は楽しい。

我が家で決めていたルールは「小学校優先」

宿題の優先順位も、小学校>塾

こうして並べてみると、兄男には【小学校を楽しむ才能】があっただけではないか…!?と思われてしまうかもしれませんが、我が家には一つだけ決めていたことがありました。それは「何があっても小学校が優先」ということ。夕方から塾があるなら、必ず小学校の宿題を終わらせる!それが終わったら塾の宿題です。兄男のクラスではよく自主学習が宿題になっていましたが、兄男は【塾で習って、小学校の学習にも関係あること】をまとめることが多かったように思います。「塾の勉強のまとめにもなって一石二鳥!」と考えていたそうです。

親が伝えていたこと

兄男の小学校満喫エピソードの後に書くのは若干はばかられますが、正直に書きましょう。母である私が、当時の兄男に伝えていたことは、「受験校に提出する調査書って、普段の授業態度や副教科の成績もめちゃくちゃ大事だから、そこんとこヨロシク」という、なんか下心がすごいYAZAWAみたいなことでした。担任の先生に作成していただく調査書が必要になる中高一貫校もいくつか受験したもので…。もしかすると、この一言が頭にあったので、兄男も小学校をパーフェクトに楽しむことにしたのかもしれません。

何よりありがたかったのはクラスの雰囲気

以上のように、兄男は受験学年の一年間をとても楽しく過ごすことができたのですが、そこにはありがたい要素がありました。・担任の先生と信頼関係があり、いろんなことを任せてくれた(友達に教える役など)・受験の大変さを分かち合える塾友がクラスにいた・受験組と受験しない組、みんな仲がよかった自由闊達な雰囲気の、自立した子の多いクラスでした。先生の指導力と統率力に感謝です!それに、中学受験をしない仲のいい友達がとても博識な子で、よく兄男はその子に知らないことを教えてもらって喜んでいました。「○○って、めちゃくちゃいろんなこと知ってるんだよな~、すごいよ!」とよく言っていたことを思い出します。知識や興味の広がりは、塾だけで学ぶことではないと、自然とその友達が教えてくれていたんですね。担任の先生や友達のおかげで、我が家の中学受験生は【受験する/しない】で学校がタイクツなものになるという考えがないままで済んだのかもしれません。かと言って、中学受験生時代の兄男もストレスと無縁だったわけではありません。いつかそのお話もできたらいいな。話を聞いてくれてありがとう!また読んでね。

【Profile】ちっぷがでーる

 (1681300)

地方在住、中2男子と小5女子の母。現在、2回目の子どもの中学受験伴走に奮闘中。

Blog:アメブロ「笑う教育ママ」

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