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写生シーンに仕込まれた“あまりに粋な仕掛け”→「過去一泣いた」「ニクい…!」気付いた瞬間にSNS感激 NHK大河『べらぼう』

  • 2025.8.13
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『べらぼう〜蔦重栄華乃夢噺〜』8月10日放送 (C)NHK

横浜流星さんが主演を務めるNHK大河ドラマ『べらぼう』(毎週日曜よる8時)の第30回「人まね歌麿」が8月10日に放送されました。
蔦重こと蔦屋重三郎(横浜流星)は、狂歌絵本を作るにあたり、“人まね歌麿”と噂になり始めた歌磨(染谷将太)を起用。まずは“枕絵”を描くことを勧めます。歌麿は腹を括り引き受けますが、絵を描くたび過去のトラウマに苦しめられ、追い詰められてしまいます。

※【ご注意下さい】本記事はネタバレを含みます。

現代にも通ずる人気絵師への鉄板ルート

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『べらぼう〜蔦重栄華乃夢噺〜』8月10日放送 (C)NHK

黄表紙の『江戸生艶気樺焼』が売れ、日本橋の耕書堂は開店以来の大盛況。蔦重こと蔦屋重三郎(横浜流星)は、狂歌絵本を作るにあたり、“人まね歌麿”と噂になり始めた歌磨(染谷将太)を売り出そうと起用します。

蔦重は、歌麿に「時が来たってことだろ!お前ならではの絵をどんとぶつける時がよ」と熱弁。「枕絵(性風俗を描いた絵)から名を成した絵師も多い」とまずは“枕絵”を描くことを勧めます。
蔦重の言葉に、SNSでは「今でもR18同人作家から人気漫画家になるルートは多いですよね」「あまり今と変わってなくて草」「現代でもあるあるルートw」「ある意味伝統的な流れ」との声が上がりました。

歌麿は石燕に弟子入りすることに

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『べらぼう〜蔦重栄華乃夢噺〜』8月10日放送 (C)NHK

腹を括り、枕絵に挑戦する歌麿でしたが、絵を描くたびに幼少期に歌麿を痛めつけた母(向里祐香)や、母と共に歌麿を苦しめたヤス(高木勝也)の幻影に苦しめられ、追い詰められてしまいます。そんな中、歌麿に絵を教えた鳥山石燕(片岡鶴太郎)が耕書堂を訪れます。歌麿の描いた絵を見て「なぜかように迷う。三つ目の者(歌麿)にしか見えぬものがあろうに。絵師はそれを写すだけでいい」と話します。目に涙を浮かべた歌麿は「弟子にしてくだせえ。俺の絵を描きてえんです」と頭を下げました。
SNSでは「石燕先生の言葉にこっちが泣いてしまう」「歌麿の魂まで優しく包み込んで救ってくれたんだなぁ」「妖怪絵を描いた鳥山石燕に言わせるからこそ説得力が倍増する言葉」「やっと自分の絵を描きたいと言えた歌麿に泣いちゃう」との声が溢れました。

石燕に弟子入りした歌麿。「まずはその辺のもん何か描いてみろよ(中略)そのうち何か見えてくるさ」「多分」と話す石燕に、歌麿は「いい加減だなあ」とクスリ。石燕は「それくらいでちょうどいいのさ」と軽く返します。石燕の言葉に、憑き物が取れたようなすっきりした表情の歌麿。庭に咲く牡丹の前に座り込み、写生を始めました。
SNSでは「歌麿が初めて心から楽しそうに筆を握った瞬間…」「花を描く歌麿の表情が楽しそうで幸せそうでうるっときた」「号泣した」との声が続出。

また「ようやく自分らしい筆を持てた歌麿が描こうとしているその牡丹は、まさに“歌麿”という品種の牡丹じゃないですか…」と歌麿が写生する牡丹の品種名が“歌麿”だと話題になり、「ニクい…!ニクいよべらぼう…!!」「神回」「過去一泣いた」との感想も寄せられました。


NHK大河ドラマ『べらぼう〜蔦重栄華乃夢噺〜』毎週日曜よる8時放送
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ライター:あいな
関西在住のフリーライター。主にエンタメや保育についての記事を執筆。読書、ドラマ、アイドル好き。日々育児に奮闘中。



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