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朝ドラの“モデルの実話”を基にした印象的なエピソード「まさかの」「忠実なシーンだったのか」多くの視聴者の“心を掴んだ”演出

  • 2026.3.14
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『ばけばけ』第22週(C)NHK

髙石あかりがヒロインを務めるNHK連続テレビ小説『ばけばけ』の第22週「アタラシ、ノ、ジンセイ。」第110話が、3月6日に放送された。

※以下本文には放送内容が含まれます。

ついに迎えた出産の日

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『ばけばけ』第22週(C)NHK

物語は半年の月日が流れ、トキ(髙石あかり)が出産の日を迎える場面から始まる。夫のヘブン(トミー・バストウ)をはじめ、司之介(岡部たかし)、丈(杉田雷麟)、正木(日高由起刀)らは、母子の無事を祈りながら家の柱に向かって手を合わせていた。時代を感じさせるこの祈りの光景には、家族が新しい命の誕生を待つ緊張と期待が静かに漂っている。

一方、部屋の中ではフミ(池脇千鶴)やクマ(夏目透羽)、産婆(原ふき子)がトキを支えながら出産を見守っていた。やがてその時が訪れ、ついにトキとヘブンの子どもが誕生する。待ち望んだ我が子の姿を目にした松野家の面々は、思わず頬を緩ませ、喜びに包まれる。そんな幸せな空気の中で、正木はふとある異変に気づくのだった。物語は、新しい命の誕生という喜びとともに、次なる展開への含みも残していく。

喜びのあまり抱きつくヘブン

やがて産婆が出産の知らせを伝えるため、ヘブンや司之介たちのもとへ姿を見せる。無事に子どもが生まれたことを聞いたヘブンは、その喜びを抑えきれず、思わず「アリガトウ!」と言いながら産婆に抱きついてしまう。突然の出来事に驚いた産婆は「私はおトキちゃんじゃなか!」と慌てて声を上げるが、ヘブンもすぐに我に返り、慌てて握手を交わす。二人が思わず笑みをこぼすそのやり取りは、緊張に包まれていた空気を一気に和ませる、微笑ましい場面となった。

日本での暮らしにもすっかり馴染んできたヘブンだが、喜びを体全体で表すその姿はどこか西洋的であり、文化の違いが垣間見えるユーモラスな瞬間でもあった。

史実に基づいた印象的なエピソード

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『ばけばけ』第22週(C)NHK

この印象的なシーンについて、番組の公式SNSでは次のように紹介されている。

小泉八雲は一晩中眠らずに子どもの誕生を待ち、知らせを聞いた際には喜びのあまり産婆さんに抱きついたと言われています。
引用:朝ドラ「ばけばけ」公式 放送中@asadora_bk_nhk(2026年3月6日投稿より)

実在の人物である小泉八雲のエピソードをもとに描かれた場面であることが明かされると、SNSでは「まさかの史実」「忠実なシーンだったのか」「ビックリしただろうな」といったコメントが相次いだ。史実を取り入れつつ、ユーモアと温かさを交えて描く『ばけばけ』らしい演出が、多くの視聴者の心をつかんだようだ。

第110話では、トキとヘブンの子どもの誕生という大きな節目が描かれ、松野家に新しい命が加わる喜びが丁寧に描写された。視聴者にとっても、次回への期待が高まる一話となった。 


連続テレビ小説『ばけばけ』毎週月曜〜土曜あさ8時放送
NHK ONE(新NHKプラス)同時見逃し配信中・過去回はNHKオンデマンドで配信