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朝ドラで“日本語特有”の落とし穴に注目「字幕だと」「脚本が素晴らしい」視聴者から“絶賛が相次いだ”ヒロインたちのやり取り

  • 2026.3.15
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『ばけばけ』第22週(C)NHK

髙石あかりがヒロインを務めるNHK連続テレビ小説『ばけばけ』。第22週「アタラシ、ノ、ジンセイ。」の第106回が3月2日に放送され、物語は新たな局面へと動き出した。本作は、松江の地で出会ったヒロイン・松野トキ(髙石あかり)と、その夫となるヘブン(トミー・バストウ)の波乱万丈な歩みを描く物語である。

※以下本文には放送内容が含まれます。

ヘブンに新たな転機『フィリピン滞在記』の執筆依頼とトキの決意

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『ばけばけ』第22週(C)NHK

今回の放送では、夫・ヘブンを支えるべく真摯に英語学習に励むトキの姿が印象的に描かれた。ヘブンの同僚・ロバート(ジョー・トレメイン)の妻であるラン(蓮佛美沙子)は、知的ながらもどこか掴みどころがなく、彼女との交流はトキにとって新しい世界を広げる貴重な時間となっていた。そんな折、かつての知人・イライザ(シャーロット・ケイト・フォックス)からヘブン宛てに一通の手紙が届く。

執筆した『日本滞在記』が大きな評判を呼んだことで、新たに『フィリピン滞在記』の執筆を依頼するという内容だった。ヘブンの才能が認められた喜びと、未知の土地への予感。物語に心地よい緊張感が走る中、視聴者の心を最も掴んだのは、トキとランによる思わぬ珍騒動であった。

ズレた会話から生まれた微笑ましいひととき

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『ばけばけ』第22週(C)NHK

二人が共通の話題である「かいだん」について語り合う場面、そこには日本語特有の同音異義語が招いた絶妙な食い違いがあった。トキが熱く語っていたのは、幽霊や妖怪が登場する「怪談」であったのに対し、ランが目を輝かせて語っていたのは、建築物としての「階段」だったのである。互いの話が噛み合っているようでいて、根底からズレている。共通の話題で盛り上がっているようで、実は全く違う景色を見ているという、見事なまでのすれ違いが描かれていた。

この見事なすれ違いに対し、SNS上では「言葉ひとつで笑える」「字幕だと既に気付いてた」「コントみたい」「脚本が素晴らしい」といった絶賛の声が相次いだ。言葉の持つ意外な落とし穴が生んだこの滑稽なやり取りは、朝のひとときに大きな笑いと癒やしをもたらしたといえる。

しかし、物語は笑いだけでは終わらない。翌3月3日放送の第107回では、トキが突如として体調を崩し倒れてしまうという展開が待ち受けている。本作は、日常の些細な幸福と、不意に訪れる運命の転換を鮮やかに描き出し、視聴者の目を釘付けにしている。


連続テレビ小説『ばけばけ』毎週月曜〜土曜あさ8時放送
NHK ONE(新NHKプラス)同時見逃し配信中・過去回はNHKオンデマンドで配信