どうやって仮分数にするか覚えてる？「4+1/5」→正しく計算できる？

帯分数を仮分数に直せますか。この問題を通して、帯分数や仮分数の計算をマスターしましょう。

問題

次の帯分数を仮分数で表しなさい。
4+1/5

※「4と1/5」という帯分数を「4+1/5」と表しています。

この帯分数を仮分数に直す方法を知っていますか。一緒に考えていきましょう。

答えは「21/5」です。

どのように計算すればこのような答えになるのか、次の「ポイント」でしっかり確認しましょう。

帯分数を仮分数に直すには、「整数部分と分数部分の分母を掛け、その積に分数部分の分子を足し、分母はそのままにする」ことで答えを出すことができます。

整数部分は4で、分数の分母は5ですので、その積は以下のようになります。

4×5
=20

あとは、この積に分数部分の分子である1を足して、分母は5のままにすれば答えが得られますね。

4+1/5 ←帯分数
=(4×5+1)/5
=(20+1)/5
=21/5 ←仮分数

仮分数の変形の仕方を復習するいい機会になったのではないでしょうか。

仮分数から帯分数にする方法も慣れれば簡単ですので、できるようにしておきましょう。また、分数どうしの足し算は通分して分母の数を揃えたあとに、分子どうしを足します。分母どうしは足さないので、注意が必要ですね。

計算は、一問や二問だけしてもあまり意味がありません。計算こそたくさん演習を積んで、理解度を深めていくことがとても大事になってきます。余裕のある方は他の問題にもぜひチャレンジしてみてください。

※当メディアでご紹介する数学関連記事においては、複数の解法をもつものもございます。
あくまでも一例のご紹介に留まることを、ご了承ください。

文（編集）：ニシケン
2年間、地方の学習塾に勤めて独立。現在はプロの家庭教師として働きながら、都内の難関私立中学や高校の予想問題や適性検査の執筆活動を行っている。たくさんの受験生のためになる良質な問題を作成し、どんな人が見てもわかりやすい解答解説作成を志す。

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