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どうやって計算するか覚えてる?「2kmを時速4kmで進むと何分かかる?」→5秒でチャレンジ

  • 2025.9.8
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成人が歩く速さは大体、時速4kmといわれています。それが分かっていれば目的地までどれくらいの時間で到着するのか計算することができます。

今回はその練習問題として、距離と速さから時間を求める練習をしてみましょう。距離・速さ・時間の関係性を正しく整理することが重要です。

問題

次の計算をしなさい。
2kmを時速4kmで進むと何分かかる?

速さの問題は計算方法の他にも注意しなければいけないことがありましたね。

解説

この問題の答えは「30分」です。

どうやって計算するのか、距離・速さ・時間の関係を整理して求めていきましょう。

<距離・速さ・時間について>
・距離=速さ×時間
・速さ=距離÷時間
・時間=距離÷速さ

まずは実際に計算していきます。

今回は時間を求めたいので、「距離÷速さ」を計算します。

このとき、どちらともの単位が揃っていればそのまま計算できますが、そうでない場合(片方がkmでもう片方がmだったり)は単位を揃えることから始めなければいけないことに注意しましょう。

時間
=2÷4
=0.5

どちらもkmなので、出てきた数字をそのまま計算しました。その結果、「0.5」という答えになりました。

「時速」を使って計算したので「0.5分」ではなく「0.5時間」という結果になったということです。ですが、問題では「何分」と問われているので、これを分に直す必要があります。

<秒・分・時間について>
・1時間=60分=3600秒
このことから、時間→分は60倍、時間→秒は3600倍すると求めることができる。

つまり、0.5に60を掛けることで問われている時間(分)を求めることができます。

0.5×60
=30

0.5時間が1時間の半分を表しているので、0.5時間=30分というように考えてもかまいません。

まとめ

今回の距離・速さ・時間についての関係は、日常生活でもしばしば目にする機会がありますね。

難しい計算ではないのですが、公式を覚えていないと間違えやすい計算でもあります。

また、ケアレスミスを防ぐために単位に注目することも覚えておきましょう。

※当メディアでご紹介する数学関連記事においては、複数の解法をもつものもございます。 あくまでも一例のご紹介に留まることを、ご了承ください。



文(編集):うおうお

数学の教員免許を所持。個別指導・集団指導の学習塾で数学の講師として小学生から高校生までの指導や、小学生の宿題指導を通して算数の魅力を深堀して楽しく伝えている。現在は民間学童保育所で放課後児童支援員として勤務しながらフリーランスで受験指導もしている。


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