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家を買って『後悔する人』『幸せになる人』には“決定的な違い”があった…住宅ローン契約での“NG行動”とは?【FPが解説】

  • 2025.8.18
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出典:photoAC(※画像はイメージです)

マイホームを持つことは、多くの人にとって人生の中でも大きな夢。でも、実際に家を買ったあと、「ああ、もっと慎重になれば良かった」「こんなはずじゃなかった」と後悔する人もいれば、毎日が満ち足りて幸せに暮らす人もいます。その違い、実は“住宅ローンの使い方”に大きく関係しているんです。今回は、家を買って後悔する人と幸せになる人の驚きの違い、そして住宅ローンの契約で絶対にやってはいけないことをわかりやすく解説します!

なぜ後悔する?住宅ローンを契約する前に知っておきたいポイント

家を買って「失敗した」と感じる理由は人それぞれですが、大きく分けると「無理な返済計画」「生活スタイルとのミスマッチ」「周囲の環境問題」などが挙げられます。なかでも返済計画は、毎月の生活費に直結するため無視できません。無理のある返済計画にしてしまうと、家のローン返済が苦しくなり、暮らしの質が下がってしまうことがあります。

一方、長く幸せを感じている人は、生活費のバランスをしっかり考え、将来の収入変動も想定して返済計画を立てている傾向があります。また、ローンの種類を賢く選び、金利変動リスクにも備えています。つまり、住宅購入の「計画」と「予測」の質が、幸せと後悔を分ける大きなカギと言えるのです。

絶対にやってはいけないNG行動と成功する秘訣

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出典:photoAC(※画像はイメージです)

住宅ローン契約で絶対に避けるべきことの一つが「無理な借入」です。例えば、年収の7倍以上の金額を借りてしまったり、毎月の返済が手取り収入の25%以上を超えるといった過度な借入は、後々家計を圧迫し、精神的なストレスの原因になります。また、返済期間を無理に短く設定することも要注意。毎月の支払額が膨らみ、家計を圧迫してしまいます。

さらに、借入時に金利タイプをしっかり理解せず「変動金利」にしてしまうと、金利が上昇した場合に返済額が急増し、家計が苦しくなるリスクも。固定金利との組み合わせや全期間固定金利を検討し、リスクを分散したローンの組み方が重要です。また、住宅購入後の生活費や将来の出費を見据えて、余裕を持った返済計画を立てる必要があります。

上手に住宅ローンを活用する人は、「無理をしない」「リスクを見越す」「家計全体を俯瞰する」この3つを意識しているのが特徴。だからこそ、理想の家で幸せな日々を送れているのです。

理想の家と生活を手に入れるための「賢い住宅ローン術」まとめ

家を買ってから「後悔」するか「満足」するかは、住宅ローンの計画に大きく左右されます。無理な借入や金利変動リスクへの無頓着は要注意。自分の収入や将来の生活変化をしっかり考慮し、リスク分散を意識したローン選びと返済計画を立てることが大切です。

住宅ローンの返済は人生の中でも大きな支出です。夢のマイホームを手に入れるため、じっくりと計画を練って契約しましょう。


監修者:中川 佳人(なかがわ よしと)

金融機関勤務の現役マネージャー。1級ファイナンシャル・プランニング技能士。
20年にわたり、資産形成や家計管理・住宅ローンなどの実務に携わってきた経験を活かし、記事の監修や執筆を行っている。
専門的な内容を、誰にでもわかりやすく伝えることをモットーとしている。