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『お金が自動的に増える人』はやっている…貯金に成功する“3つの家計管理法”とは?【元銀行員が解説】

  • 2025.8.18
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出典元:photoAC(※画像はイメージです)

「家計の管理は面倒だから…」と、あまり家計の管理をしていない人は多いです。しかし、家計の管理をしていないと、収支が正確に把握できません。
「自動的に貯金が増える人」は、効率良く家計の管理を実践しています。今回の記事では成功するための、家計の管理法を紹介します。

なぜ家計管理が必要?

「家計管理は面倒なだけだし、やる意味あるの?」「別に生活に困っているわけではないから、家計管理はいらない」と思っている人も多いでしょう。確かに家計を管理するのは面倒かもしれませんが、次のようなメリットがあります。

  • 将来のライフイベントに備えられる
  • 生活の質が向上する
  • 老後の不安が解消できる

家計管理とは、収入と支出を明確にしてコントロールすることです。家計管理によって毎月の収支を安定化・平準化することで、計画的な貯蓄が可能です。マイホームや車を購入する、海外旅行に行く、などのライフプランに備えられます。

さらに毎月無理なく貯蓄ができるため、給料日前になってお金が足りなくて慌てることもありません。カードローンなどを使いながら資金繰りに頭を悩ませていた人であれば、生活の質が向上するでしょう。

計画的な貯蓄によって、老後の不安を軽減できます。老後の生活に漠然と不安を感じている人は、まずは家計の管理を考えてみましょう。このように家計の管理を行うメリットは大きく、生活を豊かにしてくれます。

自動的に貯金が増える家計管理法3つ

ここからは、具体的なおすすめ家計管理法を見ていきましょう。

家計簿を継続する

家計簿をつけることで支出が整理でき、毎月の収支を安定させることができます。無駄な出費などがわかり、節約へと繋がるでしょう。しかし家計簿をつける習慣のない人にとっては、継続することは大変です。

家計簿を長く続けるコツは、完璧を目指さないことです。毎日ではなく週単位でも構わないですし、1円単位で残金を合わせる必要はありません。多少の不備があっても全く気にしないで、自分のやりやすいツールでのんびりと継続しましょう。

先取り貯蓄をする

貯蓄は毎月の目標金額を決めて、給料日などに合わせて先に貯蓄に回すようにしましょう。「あまったお金を貯蓄する」というスタンスでは、思った通りに貯蓄できません。お金があまっていても貯蓄に回さず、無駄遣いしてしまった経験のある人は多いでしょう。

給料日に合わせて自動振替の設定をしたり、財形などの天引きを活用したり、自動的に貯蓄できる仕組みを作るようにしましょう。

夫婦で共有する

とくに共働き世帯で多いのが、夫婦それぞれが財布を別にしているケースです。夫婦それぞれが自分で管理をすると、生活費を差し引いて残ったお金はお小遣いになってしまいます。そのため収入は多くても支出も多く、なかなか貯蓄ができないという家庭は少なくありません。

家計管理を効率よく行うためには、夫婦で家計を共有しましょう。「相手が貯蓄している」とは思わず、夫婦の会話に積極的にお金の話題を出すことが大切です。ライフプランや老後の生活を共有することで、家計管理の質も向上します。

家計を管理して無理なく貯蓄しよう

家計管理は面倒だと思っていて、疎かにしている人は多いです。

家計の管理をすることで、生活の質が向上できるだけでなく、老後の不安も軽減できます。これまで家計の管理をしてこなかった人は、今回の記事を参考にして無理なく家計の管理を行ってみましょう。


監修者:ゆきひろ
信託銀行に勤務する傍ら、金融系の記事も執筆する兼業ライター。日々富裕層顧客に金融や不動産を活用したウェルスマネジメントや税務に関する提案を行っており、培った知識と経験を活かして情報発信を行っている。過去には大手カード会社でクレジットの審査業務経験もあり、金融全般の知識に明るい。FP1級、宅建士を保有。