冷えた腸に、今すぐできるセルフケア。腹巻＆ストレッチで内側から美腸を育てて

腸内環境の重要性がますます注目される今、千賀さんと君島さんが語るリアルな実践法と、専門家2人の科学的な視点で、心身のバランスを整える腸活の秘訣を伝授。美と健康の基盤である腸内環境を見直すチャンスです！

FTCクリエイティブディレクター、美容家。2人の娘を持つ母。『君島十和子のおいしい美容「腸活レシピ」』（主婦の友社）など著書多数。美容と健康の両面からライフスタイル提案し、多くの支持を集めている。

腸のバランスが整うと、肌や体調もぐんと安定。日々のちょっとした工夫で差がつく腸活テクを石原先生に教えてもらいました。毎日の習慣に取り入れて、内側からゆるがない健やかな体質に。

イシハラクリニック副院長。父・石原結實のクリニックで漢方医学、自然療法、食事療法により、体の内側からバランスを整え、根本的な健康改善を目指す。

「睡眠中は体温が下がりやすく、特にお腹まわりの冷えが腸の働きを鈍らせる原因に。腹巻きでお腹を温めることで腸の働きが活発になり、代謝アップや肌の調子を整えるサポートに。冷えやストレスでお腹の不調を感じやすい人こそ取り入れたい習慣」

「腰をひねるような動きを取り入れると、腸のまわりの筋肉がゆるみ内臓の動きがスムーズに。全身の巡りも良くなってリラックス効果も高まり、冷えやストレスでお腹の不調を感じやすい人にもおすすめ。寝る前や朝、起きた時など、一日1〜2分でもOK」

1 あおむけに寝て、両膝を立てる。お腹の上に手を置いたら、ゆっくりと深呼吸。

2 膝をそろえたまま左右にゆっくり倒す。これを数回繰り返すだけで腸がほぐれる。

MAQUIA 8月号
撮影／岡部太郎〈SIGNO〉イラスト／せかち取材・文／佐藤梓構成／萩原有紀（MAQUIA）