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【加藤清史郎】アラサー世代こそ見てほしい!7月スタート『放送局占拠』の見どころとは?|andBOY Vol.04

  • 2025.7.14
andGIRL

子役の時から活躍を続け、みんなにおなじみの加藤清史郎さん。7月12日スタートの新ドラマ『放送局占拠』に出演。作品へかける想いや、アラサーをテーマに、ドラマの魅力について聞いてみました。

加藤清史郎さんが抱く作品と自分自身に対しての想いとは・・・
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作品がダイナミックな内容だからこそ、自分はリアルでいたい

気をつけたい、頭に留めておきたいなという点は、作品の内容自体がダイナミック。だからこそ、その中で生きる者としては、よりリアルでいたいというか、その人でいたいという思いが強いです。劇的展開だからこそ、あえて劇的にする必要はないかなと。僕はどの作品&自分の仕事に対してもリアルが一番だなって思うんです。その作品においてそいつがどのように生息するのかというのを突き詰めていくと、そこ(リアルさ)にいくんだなと。特にこういう作品には必要かなと思いますね。

社会に揉まれているアラサー世代にこそ見てほしい!

占拠シリーズはこれまでもすごかったんですけど、占拠する側には占拠をする意味が必ずあるんです。ただのテロリスト集団ではない。たぶん20代後半とか30代とか40代が日ごろ生活しながらどこかで感じていることや痛みが理由となってるのが多いんです。一番社会に揉まれている層じゃないですか?この世代って。だから揉まれてる中に何があるのか、それぞれの中でどう溜まっていき、どう爆発し、どう感じるのかというものがテーマになっていると思うんです。

実は今の社会問題とかにつながったりするのがこの作品の魅力のひとつ。今回どんな理由で占拠したかはわからないですけど、自分の中で何か引っかかって、共感したいけど、共感すべきではないと己の理性が見えたりとか葛藤があるはずです。もしかしたら人によっては見るのが苦しいと感じる方もいるとは思います。もちろん展開はダイナミックだし、ポップな表現もあるのでいい具合に混ざってクセになる作品なので、是非見てみてください!

加藤清史郎、現在23歳。アラサーになるまでに成し遂げたいこと
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プライベートも仕事もなんですけど、自分の機嫌を自分でとれる環境づくりかなと思います。モチベーションがしっかり循環しているような、自分なりのサイクルを30歳までにつくっておきたいです。この仕事をなぜやっているのか。その先にこうしたいから今の仕事があって、その仕事をするために休息があって。で、この休息はなんのためにあってっていう。もちろん楽しいことばっかりじゃないんですけど、たとえきついことがあってもそこにモチベーションが伴っていれば、絶対転じていくと思うので、まずは基盤をつくりたいです。

自分自身のモチベーション、自分の機嫌を自分でとれるような環境を整えて、ちゃんと幸せを確保していきたいと思っています。そして、同じ方向を向いている人たちとその流れを共有できたら最高です。やる気や意味を感じて前向きに取り組んでいる人たちと一緒にいると、自分も自然と気持ちよく過ごせるんです。仕事でも周囲のモチベーションってとても大切だと思うので、自分もそれを回し続けられる人間になりたいし、そんな存在でいられたらかっこいいなって思います。

Information

ドラマ「放送局占拠」

7月スタートの『放送局占拠』(日本テレビ系土曜21時~)に警視庁刑事部BCCT捜査官・伊吹裕志役として出演。

Profile・かとう せいしろう

2001年8月4日生まれ、神奈川県出身。A型。1歳から芸能活動を始め、2011年、映画『忍たま乱太郎』で主役・猪名寺乱太郎役を演じ、同年『レ・ミゼラブル』ガブローシュ役で初舞台を踏む。海外留学後、21年には『ドラゴン桜』(TBS)に出演。その後も映像に舞台にと様々な話題作に出演し、幅広く活躍中。

撮影/谷口巧(Pygmy Company) スタイリング/古舘謙介 ヘアメイク/入江美雪希 ※andBOY Vol.4より

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