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『プラダを着た悪魔2』、エイドリアン・グレニアーは出演せず

  • 2025.7.2
"Common Ground" Austin Screening

ついに『プラダを着た悪魔2』の撮影がスタートしたが、主人公アンディの恋人ネイト役を演じたエイドリアン・グレニアーは続投しないそうだ。『Entertainment Weekly』が関係者から証言を取り付けて報じた。2006年に公開された『プラダを着た悪魔』は、ローレン・ワイスバーガーの同名小説を原作にモード誌『ランウェイ』のアシスタント職を得たジャーナリスト志望のアンディが、“悪魔のような”編集長や同僚たちの厳しい洗礼を受けながら成長していくさまを描き、世界中で大ヒットを記録。

アンディの長年の恋人ネイトは、仕事が忙しくなるにつれて変わっていく彼女に苦言を呈し、やがて破局。映画の終盤では、『ラインウェイ』を辞めたアンディが彼と会って自分の非を認るシーンが登場し、復縁を匂わせていた。だが、ファンの間では、激務でヘトヘトの恋人を支えるどころか「そんなに仕事が大切なのか」と責め立てたことから、鬼編集長のミランダではなくネイトこそ、アンディを苦しめる真の悪役ではないかという声も上がった。

THE DEVIL WEARS PRADA - Anne Hathaway, Adrian Grenier, 2006

アンは、ファンのこうした批判に対し、2022年のトーク番組『Watch What Happens Live』で「いいえ、ごめんなさい。同意しない。2人ともとても若くて、模索しているところだった」とコメント。一方のエイドリアンは、2021年に『Entertainment Weekly』の企画で、ネイトの非を認めている。

「ミームになったのは衝撃でした。深く考え直してみるまで、そのことに気がつきませんでした。おそらく僕自身、当時のネイトと同じくらい未熟だったからでしょう。ネイトは多くの点で利己的で自己中心的でした。自分のことばかりで、アンディのキャリアをサポートする意識がありませんでした。当時の僕も彼と同じくらい未熟だったから、彼の欠点に気づけなかったのかもしれません。でも時を経て、じっくり考えた結果、その見方が真実だと気づきました」

続編は、従来型の雑誌出版事業が衰退する中で、今や高級ブランド・コングロマリットの重役となったミランダが、広告費を握るエミリーと対峙するさまを描くそう。オリジナルでメガホンを握ったデヴィッド・フランケルと、脚本家アライン・ブロッシュ・マッケンナ、プロデューサーのウェンディ・フィネルマンが引き続き担当し、メリル・ストリープアン・ハサウェイに加え、エミリー・ブラントとスタンリー・トゥッチもカムバック。また、ケネス・ブラナーが、メリル演じる鬼編集長ミランダ・プリーストリーの夫役で新たに出演するようだ。

Text: Tae Terai

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