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「とんでもない俳優になった」「うますぎて怖かった」初回放送“朝ドラ活躍女優”のリアルな演技に絶賛の声【日曜劇場】

  • 2025.7.17

松本潤が主演するTBS系・日曜劇場『19番目のカルテ』(毎週日曜よる9時)の第1話が、7月13日に放送された。原作は、富士屋カツヒトによるコミック『19番目のカルテ 徳重晃の問診』。本作で松本は初の医師役に挑戦する。第1話では、総合診療医・徳重(松本)が原因不明の痛みに悩む女性患者と向き合いながら、総合診療という診療科の本質、そして徳重という人物像が丁寧に描かれた。

松本演じる総合診療医“徳重晃”の人物像に反響続出

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日曜劇場『19番目のカルテ』第1話より(C)TBSスパークル/TBS

松本が演じるのは、魚虎(うおとら)総合病院に新設された総合診療科に所属する総合診療医・徳重晃。総合診療医とは、患者の訴えを丁寧にすくい取り、その人の暮らしや家庭環境、心の状態までも含めてその名の通り“総合的に”診察を行う「人を診る医師」だ。近年、専門医制度の整備により19番目の診療領域として正式に発足したが、まだ広く知られているとは言えず、病院内でも十分に理解されていない現実がある。

そんな徳重は、穏やかな語り口でどんな人にも接しているのが印象的だ。つかみどころのない不思議な雰囲気をまとっている。一方で、診断は的確。SNSでは「癒されるな〜」「言葉が優しくて心に沁みてしまう」「診察シーンに引き込まれた」との声が寄せられた。さらに、「実はめちゃくちゃ視点の広い頭のキレるシゴデキ医者」「ハマリ役」「最高すぎ」と称賛の声が届いていた。

仲里依紗が原因不明の痛みに苦しむ女性患者を熱演 「辛さが伝わってきた」「リアル」

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日曜劇場『19番目のカルテ』第1話より(C)TBSスパークル/TBS

第1話では、全身の痛みを訴える女性患者・黒岩百々を朝ドラでの活躍が記憶に新しい仲里依紗が熱演。病名のわからない不安と向き合いながら、日常生活を耐えてきた心身の苦しみがリアルに伝わってくる演技だった。SNSでは「本当に具合悪そう」「迫真の演技よ…うますぎて怖かった」「とんでもない俳優になったよな」と絶賛の声があふれ、多くの視聴者の心に残る熱演となった。

また、松本潤とは2013年放送の『ラッキーセブンスペシャル』(フジテレビ)以来、実に12年ぶりの共演。「ラッキーセブンを思い出す」「嬉しい」「胸熱」と反響を呼んでいた。

小芝風花演じる新米医師“滝野”にも変化が!

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日曜劇場『19番目のカルテ』第1話より(C)TBSスパークル/TBS

新米の整形外科医・滝野みずき(小芝風花)の理想は「何でも治せるお医者さん」。しかし現実は厳しく、患者としっかり向き合う時間すら持てずに葛藤する日々。眉間にしわを寄せた表情が印象的だった。そんな中、徳重の診察に立ち会ったことで、滝野にも少しずつ変化が現れる。

SNSでは「自分が目指すべき姿がハッキリとした後半はいい顔」「未熟なりに一生懸命」「患者のことを想って真摯に寄り添う姿に感動」との声が上がっていた。

ラストでは、滝野が動画で見ていた“現代の赤ひげ”こと総合診療医・赤池(田中泯)が、徳重の恩師であることが判明する。「何でも治せるお医者さん」という志を持つ徳重と滝野。滝野が、徳重との出会いをきっかけにどう成長していくかも気になるところだ。第2話以降も、見逃せない。


TBS系日曜劇場『19番目のカルテ』毎週日曜よる9時

ライター:小松加奈
ライター/編集者。音楽・映画・ドラマ・アニメなどのエンタメ系を中心にインタビュー/レビュー/コラム記事などを手掛ける。