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“公開前から旋風”が巻き起ころうとしている…「何年も待っていました」『るろ剣』監督による“歴史を変える”渾身の新作

  • 2025.8.5

混沌とした時代を、自由を求めて全力で駆け抜けた若者たちの姿を、圧倒的な熱量と壮大なスケールで描いた、衝撃と感動のエンターテインメント超大作『宝島』。アメリカ統治下の沖縄に隠された歴史の真実を描き切った真藤順丈氏の直木賞受賞作を原作に、二度にわたる撮影延期の危機を乗り越えて完成した魂のプロジェクト、映画『宝島』が9月19日(金)より全国公開される。

日本映画の歴史を変える、渾身の一本

大友啓史監督(「龍馬伝」『るろうに剣心』シリーズ)と、全身全霊を注いだ主演・妻夫木聡を中心に、広瀬すず、窪田正孝、永山瑛太ら、日本が誇る実力派キャストとスタッフが集結。日本映画の歴史に新たな一ページを刻む、渾身の一作が誕生した。

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(C)真藤順丈/講談社 (C)2025「宝島」製作委員会

ある夜、一人の英雄が姿を消した――。
アメリカ統治下の沖縄を舞台に、激動の時代を真っすぐに生きた若者たちの友情と葛藤を描く感動超大作。
英雄はなぜ姿を消したのか? そして、幼馴染の3人が20年後にたどり着いた真実とは――。

「『宝島』は、“人生のバトン”の物語。皆さんに直接会いに行って届けたい!」と語る妻夫木聡と大友啓史監督は、作品への熱い想いを胸に全国を横断中。物語の舞台である沖縄をはじめ、全国各地で『宝島』旋風が巻き起ころうとしているなか、待望の新場面写真7点が公開された。

「何年も待っていました」「もっと知らないといけない」

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(C)真藤順丈/講談社 (C)2025「宝島」製作委員会

本作の舞台は、アメリカによる統治下に置かれていた戦後の沖縄。米軍基地から物資を盗み出し、困窮する住民に分け与えていた“戦果アギヤー”として、自由に生きる術を模索する若者たちがいた。主人公のグスク(妻夫木)、幼なじみのヤマコ(広瀬)、レイ(窪田)、そして皆の英雄的存在であるリーダー・オン(永山)。「でっかい戦果」を夢見る彼らだったが、ある夜の襲撃を機に、オンは突然姿を消してしまう――。

公開された場面写真には、親友を捜すために刑事となったグスク、恋人としてオンの帰りを信じて待ち続けるヤマコ、兄のように慕ったオンの面影を追うレイ――。

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(C)真藤順丈/講談社 (C)2025「宝島」製作委員会

消えた英雄・オンをめぐって、それぞれの想いが交差する3人と、優しく微笑むオンの姿が捉えられている。また、物資を分け与える“戦果アギヤー”としての日常や、厳しい環境のなかで教師になる夢を叶えたヤマコを仲間たちが祝福し、笑顔で抱き合う場面、さらには幼なじみのグスクに銃口を向けるレイの緊迫したシーンも切り取られている。

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(C)真藤順丈/講談社 (C)2025「宝島」製作委員会

時代の激流に翻弄されながらも駆け抜けた、グスクたちの“20年間の軌跡”。その先に待ち受ける壮大なドラマへの期待が高まる。場面写真解禁で、更なる期待が高まっている。SNSでも、「何年も待っていました」「もっと知らないといけない」と言った声が聞こえていた。

本作でメガホンを取った大友監督は、この激動の時代を描くにあたり、「沖縄の人々が、戦後の日本とアメリカのはざまで、どれほどの血と汗と涙を流してきたのか。その喜びも悲しみも体感しなければわからない。それを観客が追体験できるような映画を作りたかった」と語っている。キャスト・スタッフが一丸となって作品への理解を深め、情熱を注ぎ込んだ意欲作が、ついにベールを脱ぐ。

ストーリー

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(C)真藤順丈/講談社 (C)2025「宝島」製作委員会

沖縄がアメリカだった時代。米軍基地から奪った物資を住民らに分け与える“戦果アギヤー”と呼ばれる若者たちがいた。いつか「でっかい戦果」を上げることを夢見る幼馴染のグスク(妻夫木聡)、ヤマコ(広瀬すず)、レイ(窪田正孝)の3人。そして、彼らの英雄的存在であり、リーダーとしてみんなを引っ張っていたのが、一番年上のオン(永山瑛太)だった。

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(C)真藤順丈/講談社 (C)2025「宝島」製作委員会

全てを懸けて臨んだある襲撃の夜、オンは“予定外の戦果”を手に入れ、突然消息を絶つ…。残された3人は、「オンが目指した本物の英雄」を心に秘め、やがてグスクは刑事に、ヤマコは教師に、そしてレイはヤクザになり、オンの影を追いながらそれぞれの道を歩み始める。しかし、アメリカに支配され、本土からも見捨てられた環境では何も思い通りにならない現実に、やり場のない怒りを募らせ、ある事件をきっかけに抑えていた感情が爆発する。

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(C)真藤順丈/講談社 (C)2025「宝島」製作委員会

やがて、オンが基地から持ち出した“何か”を追い、米軍も動き出すー。消えた英雄が手にした“予定外の戦果”とは何だったのか?そして、20年の歳月を経て明かされる衝撃の真実とはー。

構想6年、二度の撮影延期を経て完成された映画『宝島』。圧巻の191分に込められた、混沌の時代に命を燃やす若者たちの魂の軌跡。その圧巻のクライマックスは、ぜひスクリーンで体感してほしい。


映画『宝島』 2025年9月19日(金)より全国公開
出演:妻夫木聡、広瀬すず、窪田正孝、永山瑛太、塚本晋也、中村蒼、瀧内公美、栄莉弥、尚玄、ピエール瀧、木幡竜、奥野瑛太、村田秀亮、デリック・ドーバー
[監督]大友啓史
[原作]真藤順丈『宝島』(講談社文庫)
[配給]東映/ソニー・ピクチャーズ エンタテインメント
(C)真藤順丈/講談社 (C)2025「宝島」製作委員会