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「そうきたか」「やっと解った」5歳の少女が亡くなった“エビ混入”の真相…悲しみの連続に上がる共感の声【月10ドラマ】

  • 2025.6.23

北川景子主演の月10ドラマ『あなたを奪ったその日から』(カンテレ・フジテレビ系/毎週月曜よる10時)の9話が6月16日に放送された。SNSでは「今まで聞いたことない声だった」「演技が回を重ねる度に凄すぎ」「本当にただただ圧倒」など北川景子の鬼気迫る演技に絶賛の声が相次いでいる。

本作は、食品事故によって最愛の子どもを失った母親が、事故の原因となった惣菜店の社長に強い憎しみを抱きながら、その流れの中で思いがけず社長の子どもを誘拐してしまうことから始まる。やがて彼女の行動は周囲の人々を巻き込みながら、大きな渦となっていく。母の復讐の行方は?そして、子どもを失う原因となった事故の真実とは?交錯する二つの親子の運命の先に待つ結末とは。

隠蔽された真実とは

紘海(北川景子)が、自分たちが関与した事故の被害者遺族であると知り、旭(大森南朋)は大きな衝撃を受ける。その頃、紘海が持っていた電車のキーホルダーに見覚えのあった望月(筒井道隆)は、胸騒ぎを覚え、彼女の自宅を訪ねる。そこから出てきた美海(一色香澄)のバッグにも、同じキーホルダーが付いているのを目にし、望月は彼女が紘海の娘であると確信。思わず後をつけるうちに、ある疑念が頭をよぎる。疑いの核心を探ろうと、望月は紘海とその娘について周囲に情報を求め始める。

一方、入院中の梨々子(平祐奈)を見舞った旭は、娘のオーバードーズに至った理由に気づき、「心配しなくていい」と穏やかに語りかけるものの、梨々子はどこか怯えた表情を浮かべる。

その夜、紘海のもとに旭から電話が入る。「話したいことがある」と切り出す旭の言葉に違和感を抱いた紘海。次の瞬間、旭の口から、亡くなった娘の名前が告げられる。

エビ混入の真相

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月10ドラマ『あなたを奪ったその日から』第9話より(C)カンテレ・フジテレビ

事件当日、人手不足でヘルプとして店舗の厨房に立ったのは梨々子だった。店の忙しさから、レシピを確認せずミックスピザを調理し、間違えて乗せてしまったエビを後から取り除いたが一つ残っていたのだ。旭は梨々子のことを庇って、「店側には責任はない」と記者会で発表していたのだ。そして、その事実を口止めするためにシェフの鷲尾に土下座して頼み込み、要求通り金を払ったのだった。

梨々子と、旭そしてその元妻が並んで土下座をし、紘海に謝罪する。しかし、紘海にとってはもう謝る相手もおらず、いなくなった灯が帰ってくることはなく、「自分が憎いです。灯に謝りたい、あなた方みたいに会って顔を見てごめんなさいって言えたら…。」と泣きながら後悔を吐露し、結城家を飛び出す。

この展開に「演技が凄すぎて…」「あんなにやさぐれていた 理由がやっと解った」「そうきたか」など、梨々子に注目が集まった。また、梨々子を庇っていた旭の心情や、灯を亡くした心の傷が癒えない紘海の絶望など、親が子を思うが故の悲しみに包まれたシーンの連続に「子どもを思う親の気持ちが痛いほど伝わるシーンが多くて胸が締め付けられた」「親になるとあれは感情移入しちゃうね泣かない方がムリ」など、子を持つ親からの共感の声も多く上がっている。

美海に知られてしまった

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月10ドラマ『あなたを奪ったその日から』第9話より(C)カンテレ・フジテレビ

望月は「鉄道好き」だと言う美海と話しているうちに、萌子なのではないかと疑いを持つ。そして「ここ(肘)にほくろがない?」と尋ねる。すると美海の肘には2つのほくろがあり、望月も美海も驚く…。その後、美海はネットで結城萌子の捜索願の掲示板を見つけてしまう。

紘海の帰宅後、美海はほくろの件と掲示板について紘海に「この子は誰…?」と問い詰める。灯の死の真相が明らかになり、さらには美海に事実を知られてしまうという怒涛の展開に、視聴者からは「もう…しんどいって…」「神回ですね」「あっちこっち感情移入して辛い」など反響が止まない。

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月10ドラマ『あなたを奪ったその日から』第9話より(C)カンテレ・フジテレビ

次回予告では、紘海が旭から「もうあの子に近づかないでくれ」と言われている場面も見られる。美海にも真相を知られてしまい、ついに擬似親子の生活は終わってしまったのだろうか。萌子を誘拐した罪を紘海はどう償うのだろうか。残り2話から目が話せない。


カンテレ制作・フジテレビ系列 月10ドラマ『あなたを奪ったその日から』 毎週月曜よる10時