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「シナリオ演出最高」「ちゃんと伏線は回収されていく」最終回直前“アダルトチーム”の試みにさらなる高評価の声

  • 2025.6.24

間宮祥太朗が主演するTBS系 金曜ドラマ『イグナイト –法の無法者–』(毎週金曜よる10時)第10話が6月20日(金)に放送された。5年前のバス事故の真相を暴くため、宇崎凌(間宮祥太朗)の母・純子(藤田朋子)が原告となり、父・裕生(宮川一朗太)がかつて働いていた湊中央バスを訴えることに。裕生を加害者にされた宇崎親子、そして事故で娘を失った轟(仲村トオル)らの思い、関係者の思いが明かされ、随所に胸を締めつける展開が待っていた。

平埜生成×三山凌輝の登場に朝ドラ『虎に翼』ファン歓喜!

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金曜ドラマ『イグナイト -法の無法者-』第10話より(C)TBS

純子に訴えられたバス事故の裁判で、被告であるバス会社所長・浜岡(おかやまはじめ)は事故の原因が宇崎の父・裕生にあることを主張。バス事故について調査するため、宇崎は初めて伊野尾(上白石萌歌)とともに裕生が勤務していたバス会社を訪れるが…。

従業員たちがそろって口をつぐむなか、一人、整備士の堀切(平埜生成)だけが証言を。堀切は証言台でバスの不備を報告していたにもかかわらず、改ざんされた経緯を明かし、生前の裕生が堀切とともに、所長に訴えかけていたことを告白。5年間泣き寝入りしてしまったことに後悔を抱く彼は、遺族である純子に頭を下げたのだった。

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金曜ドラマ『イグナイト -法の無法者-』第10話より(C)TBS

堀切を演じた平埜生成は、高井戸弁護士役の三山凌輝も登場した『虎に翼』にも出演。放送後、平埜は「りょーきとも再会できて嬉しかった。穏やかで居心地のいい現場でした」と自身のXを更新。朝ドラファンからも「虎に翼の汐見さん!!!! 」「“トラつば”ファンとして嬉しかった」「お二人とも法廷に縁があるようですね」「テンション爆上がった」との声が届いていた。

宇崎の両親の人となりに反響続出!

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金曜ドラマ『イグナイト -法の無法者-』第10話より(C)TBS

裁判では浜岡が「整備不良はなかった」と主張。さらに、事故車両にはGIテクノロジーズ社の自動運転システムが搭載され、試験運行のデータ収集が目的だったと証言される。これこそが、内閣官房長官・石倉(杉本哲太)を失脚させようとする轟や宇崎たちの狙いだった。

第1段階を突破し、ほっとする宇崎親子の食卓には“揚げ物”が。純子は、加害者遺族として虐げられた自分たちを助けてくれた弁護士が轟だったことを息子の凌(間宮)に明かした。その言葉を聞いた凌は、自分が弁護士になったきっかけになったのが轟の存在だったことに気付いた。

「母さん、父さんの無念を晴らしたい。誇りと覚悟、持ってんでしょ」という母。その言葉を聞いて涙ぐむ凌を、「“揚げ物”食べて元気出すよ」と母は励ました。生前、父は凌に家族や仲間というのは「大切なものを同じ人のことだと思う」と言う。“揚げ物”は、凌の祖母から受け継がれた母にとっての大切な誇り。家族だからこそ、それを大切にしなければいけないと伝えられていた凌が、翌朝、母の揚げた唐揚げを口にして、事務所に行く姿が印象的だった。

SNSでは「ここに来て宇崎一家の母と父、そして子のそれぞれの過去と思いが描かれるのが良いよね」「覚悟決めててかっこよすぎる」「優しく強いユーモアある可愛らしい母」と反響が続出。また、第一段階突破の事務所での打ち上げの席では、純子が照れて高井戸にバシッとツッコミを入れてしまう場面もあり、「可愛すぎたなぁ」「強めスキンシップされる高井戸くんの反応いい」「ノリが同じ」も話題を集めていた。

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金曜ドラマ『イグナイト -法の無法者-』第10話より(C)TBS

一方、刑事の浅見(りょう)はある闇カジノに目をつけ、高井戸とともに半グレの若者をそこへ潜入させようと試みる。轟・桐石(及川光博)・浅見による自称“アダルトチーム”がどう動くのか?「毎回スカッとする」「全キャラ漏れなく魅力的だし、話面白いし、ちゃんと伏線は回収されていく」「シナリオ演出が最高ですね」と高評価の本作もいよいよクライマックス。最後までお見逃しなく。


TBS系 金曜ドラマ『イグナイト -法の無法者-』毎週金曜よる10時

ライター:小松加奈
ライター/編集者。音楽・映画・ドラマ・アニメなどのエンタメ系を中心にインタビュー/レビュー/コラム記事などを手掛ける。