1. トップ
  2. レシピ
  3. 内側から美をサポート。ビタミンが豊富な果物9選

内側から美をサポート。ビタミンが豊富な果物9選

  • 2025.5.25

健康と美容のために食べたいビタミンが豊富な果物

Assortment of fruits

あなたは普段、どれくらい果物を食べているだろうか?

ドイツ栄養学会(DGE)によれば、何を食べるかだけでなく、それを食べる頻度も考慮する必要がある。そして、ビタミン、ミネラル、タンパク質、食物繊維など、体に必要なものをすべて補給するには、色とりどりの食材を取り入れるのが一番だ。

アメリカ心臓協会は、1日に2カップのフルーツを摂ることを推奨している。しかし、計量カップは必要ない。手のひらに収まるくらいが1食分で、リンゴ1個がそれに例えられる。DGEによると、果物を食べることは、心血管疾患一部のがんのリスクを減らすのに役立つという。毎日の食事に添えたい、ビタミンが豊富な果物を以下に紹介しよう。

1. イチジク

小さいながらにも、イチジクには女性にうれしい栄養がたくさん。ビタミンB(代謝、神経、血液を機能させるのに重要)を含むさまざまなビタミンのほか、カルシウムとマグネシウムも豊富。

2. スイカ

スイカにはビタミンC、ビタミンB6、ビタミンAが含まれており、なかでもビタミンAは目の健康と肌の弾力を維持するのに欠かせない。また、筋肉の働きを助けるカリウムや、腎臓を洗い流すのに役立つ水分も多い。

3. アボカド

アボカドは野菜と誤解されがちだが、実はれっきとした果物。アボカドから摂取できるビタミンとミネラルには、マグネシウム、カリウム、鉄分、ビタミンB群、プロビタミンA(ビタミンA前駆体)、ビタミンE、ビタミンKなどがある。また、体によいとされる脂質の不飽和脂肪酸も多く含まれている。

4. オレンジ

ビタミンCが豊富なことで知られるオレンジは、免疫力を高める果物として人気。また、カロテノイドやフラボノイドといった抗酸化物質が有害な環境から私たちの体細胞を守ってくれる。

5. アプリコット

アプリコットはプロビタミンAの供給源。プロビタミンAは体内でビタミンAに変換され、皮膚や目の健康をサポートする。また、ビタミンCとビタミンEを豊富に含んでいるため、免疫系にも役立つほか、消化もいいため胃腸の弱い人にも適している。

6. キウイ

ビタミンCといえば柑橘系を思い浮かべる人も多いかもしれないが、キウイの方が1食分のビタミンC含有量が多く、キウイ2個で1日の必要量をカバーできる。ほかにもビタミンK、葉酸、カリウム、食物繊維も摂ることができる。

7. ブラックベリー

過小評価されがちなブラックベリーだが、ビタミンC、プロビタミンA、ビタミンE、葉酸といったビタミンB群を含む栄養が凝縮されている。

8. ラズベリー

ラズベリーは低カロリーだが、ビタミンや植物化学物質が豊富だ。代表的なもので言えば、ビタミンCをはじめ、体にとって最も重要な電解質のひとつであるカリウムが挙げられる。特にカリウムは浸透圧の調節や酸塩基平衡の維持に関与している。ラズベリーには多くの水分が含まれているため、デトックス効果も期待できる。

9 .イチゴ

低カロリーで水分が多いイチゴには、柑橘類よりも多くのビタミンCが含まれている。また、葉酸、カリウム、鉄分、マグネシウム、カルシウム、抗酸化ポリフェノールも豊富だ。イチゴの多様な栄養素の組み合わせは研究者たちの注目も集めており、がんや心臓血管系疾患に対する予防効果も期待されている。

このように、どの果物にもそれぞれの健康効果がある。しかし、ここで1つに注目するのではなく、DGEが推奨するようにカラフルな季節の果物を取り入れ、バラエティに富んだ食事をすることが、健康増進につながる最善の方法だ。

Text: Philipp Wehsack Adaptation: Motoko Fujita

From VOGUE.DE

READ MORE

元記事で読む
の記事をもっとみる