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「果物少し潰れてるんで値下げしときますね!」と言うバイト→店長「君、クビね」一体何が【短編小説】

  • 2026.2.19

本記事はフィクションです。物語の登場人物、団体、名称、および事件はすべて架空のものであり、実在のものとは一切関係ありません。

優しい店員?頻発する「訳あり品」の謎

私がパートとして働く地元のスーパーでの出来事。

最近入った若い男性アルバイトが、従業員の間で少し厄介な噂になっていました。

彼は青果コーナーの担当なのですが、よく

「この果物、少し潰れてるんで値下げシール貼っときますね!」

と、事務所へ報告にやって来るのです。

最初は「よく商品を見ている熱心な子だ」と感心していた私。

しかし、徐々に違和感を抱き始めます。

いくらなんでも、高単価な桃やメロンばかりが頻繁に潰れるのは不自然。

しかも、その値引き処理が行われるのは、決まって彼の退勤時間の直前ばかりだったのです。

不審に思った店長と共に、私たちは密かに彼の行動を監視することにしました。

自作自演の代償と、店長が下した容赦ない鉄槌

ある日の夕方。

青果コーナーの陰で、周囲をキョロキョロと見回す彼の姿を発見。

次の瞬間、彼は陳列されている無傷の高級な桃に、親指をグッと押し付けて故意に凹みを作ったのです。

そして、すかさず持っていた端末で「傷みあり」の半額シールを印刷。

彼がそのシールを貼ろうと手を伸ばした瞬間、背後から店長が静かに声をかけました。

「君、クビね。今すぐ裏へ来なさい」

ビクッと肩を跳ね上げ、振り返った彼の顔は真っ青。

実は店長、以前からこの瞬間を目撃していました。

さらに、退勤後に彼自身がその「自作自演の半額フルーツ」をカゴに入れ、嬉々として買って帰る姿も確認済みだったのです。

「一度目は本当に手が滑ったのかと見逃した。だが、わざと商品を傷物にして自分が安く買い叩くなんて、立派な器物破損であり業務上横領だよ」

店長の冷徹で毅然とした言葉に、彼は言い訳一つできず俯くばかり。

そのまま事務所へ連行され、厳重注意ののちに即刻解雇となりました。

数百円の贅沢をごまかして味わおうとした結果、毎月の安定したアルバイト代をすべて失うという、情けない自業自得の結末です。

 

※本コンテンツ内の画像は、生成AIを利用して作成しています。
※本コンテンツのテキストの一部は、生成AIを利用して制作しています。

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