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『ジョン・ウィック』チャド・スタエルスキ監督、シリーズ第5弾は「これまでと違う新たな物語」

  • 2025.5.8
"John Wick 4" Premiere At Le Grand Rex In Paris

『ジョン・ウィック』シリーズ第5弾は、「主席連合」にまつわるこれまでのストーリーとは異なり、新たな物語となるようだ。同シリーズでメガホンを握ってきたチャド・スタエルスキが、『エンパイア』のインタビューで明かした。「ジョン・ウィックのサーガは、ほぼ完結しました。ですから第5弾を作る唯一の方法は、ジョン・ウィックの新たな物語を作ることです。主席連合(ハイテーブル)との続きではありません。ジョンは悲しみに対処しました。新作はまったく異なるものになります。皆さん、トレーラーを見て『なんてことだ、観に行かなくては…』と思うことでしょう」

本シリーズは、キアヌ・リーブス演じる伝説の殺し屋ジョン・ウィックの終わりなき戦いを描いたアクションシリーズ。2014年に公開された第1弾『ジョン・ウィック』では、亡くなった愛妻が遺してくれた愛犬を殺されたジョン・ウィックの復讐劇が描かれ、シリーズが進むにつれてジョンの戦いは、世界の犯罪組織の元締め「主席連合」を相手にしたものに発展していく。

第4弾『ジョン・ウィック:コンセクエンス』(2023)では、「主席連合」からの解放をかけた決闘が描かれた。シリーズ第5弾は、前4作品に続きスタエルスキが監督を務め、ベイジル・イヴァニクとエリカ・リーとともにプロデューサーを務める。ストーリーやほかのキャスト、撮影時期など、詳しいことは明らかにされていなかったが、4月のシネマコンでライオンズゲートの副会長アダム・フォゲルソンは「キアヌとチャド、ベイジルは、キャラクターや作品世界を語る驚異的で新しいものがなければ、復帰しなかっただろう」と語っていた。

『ジョン・ウィック:コンセクエンス』(2023)撮影中のセットにて。
On The Set Of "John Wick: Chapter 4"『ジョン・ウィック:コンセクエンス』(2023)撮影中のセットにて。

スピンオフドラマ「ザ・コンチネンタル:ジョン・ウィックの世界から」が公開されるなど、『ジョン・ウィック』サーガは拡大を続けており、6月にはアナ・デ・アルマス主演のスピンオフ映画『バレリーナ:The World of John Wick』が公開されるほか、ドラマシリーズ「Under the High Table(原題)」やアニメシリーズ、盲目の暗殺者ケイン(ドニー・イェン)の前日譚映画も予定されている。スタエルスキ監督は、「最も優先順位が高いのは、ドラマシリーズとアニメーションです。いくつか試し、模索しつつ、この2作品を活かして『ジョンウィック5』のアイデアを前進させたいと思っています」と語った。

Text: Tae Terai

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