1. トップ
  2. 恋愛
  3. J・K・ローリング、トランスジェンダーの権利支持を表明したパーパ・エッシードゥを解雇しないと明言

J・K・ローリング、トランスジェンダーの権利支持を表明したパーパ・エッシードゥを解雇しないと明言

  • 2025.5.7
"Fantastic Beasts: The Secrets of Dumbledore" World Premiere - Arrivals

トランスジェンダーの立場を表明している『ハリー・ポッター』の原作者、J・K・ローリング。ドラマ版「ハリー・ポッター」でセブルス・スネイプ役に起用されたパーパ・エッシードゥが、トランスジェンダーを支持する公開書簡に署名したことを受け、彼を解雇しないことをX(旧ツイッター)で明らかにした。「私には、ドラマから俳優を解雇する権限がありませんし、たとえ持っていたとしても行使するつもりはありません。私とは異なる、法的に保護された信念を持つという理由で、人々の仕事や生活を奪うべきではないと考えています」

Vogue x Netflix BAFTA Television Awards Celebration – Arrivals

イギリスでは、4月17日(現地時間)に最高裁が平等法における女性の定義を生物学的な根拠によるものに限定すると判決を下したことを受け、「ブリジャートン家」のニコラ・コフランや「THE LAST OF US」のベラ・ラムジーら有名俳優たちが、これに反対する公開書簡を発表。「この判決は、イギリスで暮らすトランスジェンダーやノンバイナリー、インターセックスの人々の実生活を損ない、彼らの安全性を脅かすものであると考えます」として、LGBTQ+コミュニティへの連帯を表明した。

この直前にアルバス・ダンブルドア役のジョン・リスゴー、ミネルバ・マクゴナガル役のジャネット・マクティア、ルビウス・ハグリッド役のニック・フロストらとともに、ドラマ版「ハリー・ポッター」の第1弾キャストとして起用が発表されたエッシードゥも、これに名を連ねている。ローリングは2020年頃からトランスジェンダー嫌悪をSNS上で定期的に発信し、X(旧ツイッター)を通じてトランスジェンダーを擁護する著名人を攻撃するたびに批判されてきた。

Text: Tae Terai

READ MORE

元記事で読む
の記事をもっとみる