小学生でも分かる問題にチャレンジ！「2.8÷0.7」→正しく計算できる？

皆さんは小数の計算は得意ですか？整数や分数など、学校では色々な数を習いましたが、小数の計算問題は解きにくかった人も多いかもしれません。

大人になってからはあまり触れることのない計算問題なので忘れてしまったかもしれない方は、これを機会によく思い出してみてくださいね。

問題

次の計算をしなさい。
2.8÷0.7

小数どうしの割り算なので、小数点の位置に気をつけましょう。

この問題の答えは「4」です。

小数どうしの計算であることが難しく感じさせるポイントでもあるので、整数に直してから計算していきます。

小数から整数に直すためには、以下の割り算と分数の関係や性質を理解しておく必要があります。

＜分数の大きさ＞
分数の分母と分子に同じ数を掛けても、もともとの分数の大きさは変わらない。

＜割り算と分数の関係＞
a÷b=a/b
※ただし、bは0でない数とする。

この二つの性質を使って、問題の式を計算しやすく整理していきましょう。

2.8÷0.7 ←分数にする
=2.8/0.7 ←分母と分子に10を掛けて整数にする
=28/7
=4/1
=4

最終的には、約分することで割り算の答えを求めることができました。

今回は難しく感じやすい小数どうしの割り算を、分数を用いてスッキリと計算することができました。

重要なポイントは、分数の分母と分子に同じ数を掛けることでした。もしも違う数を掛けてしまった場合は、答えに辿り着けないので注意してください。

※当メディアでご紹介する数学関連記事においては、複数の解法をもつものもございます。あくまでも一例のご紹介に留まることを、ご了承ください。

文（編集）：うおうお
数学の教員免許を所持。個別指導・集団指導の学習塾で数学の講師として小学生から高校生までの指導や、小学生の宿題指導を通して算数の魅力を深堀して楽しく伝えている。現在は民間学童保育所で放課後児童支援員として勤務しながらフリーランスで受験指導もしている。

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