Text by 井上大輔(編集部)
日本代表MF鎌田大地が所属するクリスタル・パレスは、29日に行われたフラムとのFAカップ準々決勝に3-0で勝利した。
鎌田は後半25分から出場すると、同じく途中出場だったエディ・エンケティアの3点目をアシストしている。
オリヴァー・グラスナー監督は「大地のアシストとエンケティアの決定的ゴールは本当に嬉しい。彼らはベンチからすごいインパクトを与えてくれた」と称賛。
また、エンケティアもこう話していた。
「2-0にする本当にいい展開だったけれど、決定づけるような3点目を必要としていた。あれはダイチのナイスパスだったし、いいフィニッシュだった。ファンの皆の前で祝う素晴らしい瞬間だったね」
鎌田は周りを相手に囲まれていたが、相手が反応できないトーキックのような絶妙のパスをエンケティアに届けてみせた。
パレスは準決勝でアストン・ヴィラと対戦する。世界最古のカップ戦とされるFAカップにおいて、パレスは、準優勝が2回あるが、まだ優勝したことはない。