NHKの料理番組で放送されたレシピを検索するのに便利なサイト、『みんなのきょうの料理』。タサン志麻さんのレシピを検索してみたら、80件以上もヒット!それを見ていたら、ふと、ゆで卵が入ったグラタンに目が留まりました。野菜やひき肉入りのグラタンはおなじみですが、ゆで卵を入れたことはありません。たっぷりの具材とホワイトソースには、こんがり焼けたチーズがたっぷりと♡これは、おいしいに違いない!
シーフードミックスの旨味がポイント!「ゆで卵のグラタン」を作ってみた
志麻さんは、ほうれん草を使っていましたが、アスパラガスでもいいとレシピに書かれていました。春が旬のアスパラガスで作ってみます。
【材料】(3~4人分)
じゃがいも(大)…1個(180g)※今回は中サイズ2個使用
玉ねぎ…1/2個(100g)
アスパラガス…1束 ※ほうれん草でも可
シーフードミックス(冷凍)…250g
ゆで卵…4個
牛乳…250ml
有塩バター…30g
薄力粉…大さじ3
ピザ用チーズ…適量 ※今回は60g使用
塩…適量
粗びき黒こしょう…適量
サラダ油…大さじ1
1. じゃがいもと玉ねぎは、1.5cm角にカット。アスパラガスは、かたい皮をピーラーで剥いて、食べやすい長さに切ります。
アスパラガスは下の方の皮がかたいので、ピーラーで剥いてくださいね。今回は長さ4cmくらいに切りました。
2. フライパンにサラダ油を引いて弱火で熱し、じゃがいも、玉ねぎ、アスパラガス、塩ひとつまみを入れて、じゃがいもに火が通るまで炒めます。
弱火で3分ほど炒めると、じゃがいもに透明感が出ました。ほうれん草を使う場合は、工程4のバターを入れる前に加えて、サッと火を通してくださいね。
3. 凍ったままのシーフードミックスを加え、強火で水分を飛ばすように炒めます。
シーフードミックスはかたくならないように、サッと火を通すのがポイントです。強火で2分ほど炒めると、水分がほぼ飛びました。
4. 水気が少なくなったらバターを加えて溶かし、薄力粉を入れて軽く炒めます。
レシピでは強火のままですが、薄力粉が焦げそうだと感じたので、中火にすることに。バターを溶かし、薄力粉を具材にまぶしながら1分ほど炒めました。
5. 牛乳を加えてひと煮立ちさせ、中火にして混ぜながら2~3分煮込みます。火を止め、塩と粗びき黒こしょうで味を調えます。
ダマにならないように牛乳を少しずつ加え、都度よくかき混ぜました。2~3分煮込むと、とろみが強いシーフードシチューのような仕上がりに。火を止め、塩と粗びき黒こしょうを多めに加えて、味を調えました。
6. 耐熱皿にゆで卵を並べ、5とピザ用チーズをのせ、230℃に予熱したオーブンで焼き色が付くまで10~15分焼きます。
ゆで卵は半分に切り、傾かないよう、容器の底に少しソースを注いでから並べました。
残りのソースをゆで卵の上からかけ、全面にピザ用チーズをのせたらオーブンへ♡
今回は、230℃に予熱したオーブンで、13分焼いて仕上げましたよ♪
野菜&シーフードにゆで卵と具だくさん♪ホワイトソースがやさしいお味
タサン志麻さん考案の「ゆで卵のグラタン」が完成しました。ホワイトソースのグラタンに見えますが、中には半分に切ったゆで卵が8個も入っていますよ♪
取り分けると、ゆで卵がごろっと出てきました。ホワイトソースをたっぷりとかけたので白っぽいグラタンに仕上がりましたが、エビのピンクとアスパラガスの緑色が彩りを添えてくれています。
食べてみると、ホワイトソースがとってもクリーミー!牛乳のやさしい味が広がります。ホワイトソースの味付けは塩とこしょう、炒めた時のバターの風味だけですが、シーフードミックスの旨味がだしのように効いていて、穏やかな魚介の旨味も感じます。
じゃがいもとゆで卵のホクホク感、アスパラガスの甘さ、イカとエビの旨味、チーズのコクがやさしく合わさり、素材の旨味が引き出されたおいしいグラタンになりました♪
ゆで卵をごろっと入れるとボリューム感のある食べ応えに♪
『きょうの料理』で以前、タサン志麻さんが作っていた「ゆで卵のグラタン」は、やさしい味わいのホワイトソースに具がたっぷり入った、食べ応えのあるグラタンでした。
野菜を炒めるのもホワイトソースを作るのも、フライパンひとつで調理が可能。ホワイトソースを単独で作るレシピに比べると、スピーディーかつ洗い物も少なく作れました。
炒めた具材に薄力粉を加えてまぶすような感じにしておくと、牛乳を入れてもダマになりにくく、なめらかでとろっと濃度の付いたホワイトソースに仕上がります。
簡単に作れておいしいグラタンなので、ぜひ!スプーンですくった時にゆで卵が出てくると、当たりが出たようなうれしさがありますよ♪