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【驚きのクミンソース】肉を超えた!?悶絶の「春キャベツのステーキ」作ってみた!【さなえごはん直伝】

  • 2025.3.17

春になると柔らかくておいしい「春キャベツ」が出回りますね。サラダで食べるのが定番ですが、今回、料理家・さなえごはんさんに「春キャベツのステーキ」レシピを教わりました。カットしたキャベツを焼くだけなのに、甘味が格別に引き立ち、最高においしくなるんだとか。ポイントは、クミンとレモンを使った特別なソース!さなえごはんさんに直接伺ったポイントも併せてご紹介します♪



毎日の食卓に「ときめき」を



今回お話を伺ったのは、料理家・フードコーディネーターとして活躍する「さなえごはん」さん。
簡単なのに、どこかおしゃれで、そして "ときめき" をくれる、そんなレシピをインスタグラムで発信しています。

「いつものスーパーで、いつもと違うスパイスやハーブを手に取る。
そんなささやかな冒険が、毎日の料理をもっと楽しくしてくれるはず。」
そう語る「さなえごはん」さん。


「春菊のライムサラダ」:新著『毎日がときめく ひとりごはん(ときどき、ふたりごはん)』に掲載

彼女がレシピを作る上で大切にしているのは、"ときめき" なのだそう。
見慣れた食材だけではなく、初めて使う食材にドキドキしたり、どんな味になるのか想像しながら作るワクワク感。
そんな、料理をする喜びを、もっと多くの人に感じてほしい、と語ります。

確かに、レシピ本を見て普段使わない材料を買いに行くのって、テンションが上がりますよね!

クミン×レモンが絶妙♪「キャベツのステーキ クミンレモンソース」

ではさっそく今回教わった、「キャベツのステーキ クミンレモンソース」を作っていきます!
クミンシードとレモンをソースに使いますが、初めての組み合わせにドキドキです♪



材料(1人分)
キャベツ…1/6~1/8個(150~200g)
オリーブオイル…大さじ1/2
水…大さじ3

[クミンレモンクリームソース]
クミンシード…小さじ1/2
生クリーム…50ml
レモン汁…小さじ1/2弱
塩…ひとつまみ
オリーブオイル…小さじ1

作り方
1.キャベツをくし切りにする。フライパンにオリーブオイルを引いてキャベツを入れ、中火で熱する。炒まる音がしてきたら水を加え、沸騰したらフタをして弱めの中火にする。



ザクザク切って食べるので、大きめカットがオススメ!



ジュウジュウ音がしてきたら、水を加えます。



フタをして、しっかり蒸し焼きにしてください。

210分ほど蒸し焼きにし、こんがりとした焼き目が付いたらひっくり返し、フタをして1〜2分焼く。裏面にも焼き目が付いたらお皿に取り出す。



焼き目をしっかり付けることがポイント!
10分経っても焼き目が薄いようなら、追加でこんがりするまで焼いてOK。


3.フライパンをキッチンペーパーで拭いてソース用のオリーブオイルを入れ、クミンシードを入れて弱火で加熱する。





低温の油でじっくりクミンの香りをオイルに移しましょう。焦がさないよう注意!

4.クミンシードの周りが泡立って香りが出て、クミンが少し色付いてきたら生クリーム、レモン汁を加え、とろみがつくように混ぜる。塩で味を整えたら、3のキャベツにかける。



レモンの酸で生クリームのたんぱく質が固まり、とろみが出ます。



煮詰まりやすいので、シリコンベラなどでサッと混ぜましょう。





おぉ、キャベツがオシャレに!(笑)

「ナイフとフォークを使って食べることで、ごちそう感がUPしますよ!」(さなえごはんさん)
…ということで、フォークとナイフを用意して、さっそくいただきたいと思います。



ん~♡
蒸し焼きにしたキャベツのしっとり感が、ナイフからも伝わってきます。

クミンのエキゾチックな香りがふわっと広がり、レモンの爽やかな酸味とクリーミーなソースが、キャベツの甘さを引き立てて、もう最高!

焼き目をつけたことで、香ばしさもプラスされ、ソースとの絡みも抜群なんです。
これはもう、白ワインが欲しくなっちゃう!



クミンは、風味だけじゃなく、サクサクとした食感も楽しいアクセントになっています。

いつもはカレーで使うクミンが、こんなにおしゃれな洋風料理に変身するなんて驚きました!
クミンを炒めているときの香りや、一口食べたときの感動など、「春キャベツのステーキ クミンレモンソース」は、まさに“ときめき“がいっぱい詰まった一品でした♪

キャベツの代わりに白菜を使ってもおいしいそうなので、ぜひ試してみてくださいね!



日常から少し飛び出る感じの、その瞬間の心の動きを味わってほしい
そう語るさなえごはんさんの瞳は、キラキラと輝いていました。

2025年3月17日頃には、さなえごはんさんの新著『毎日がときめく ひとりごはん(ときどき、ふたりごはん)』(家の光協会)が発刊されます。
興味のある方はぜひチェックしてみてくださいね♪

藤本早苗

ケータリングや企業へのレシピ提供など、食にまつわるさまざまな仕事に携わる。
また「さなえごはん」として、Instagram(@sanaegohan)やX(@sanae_foodgeek)でもおいしい情報を発信中。
手軽なのに華やかで、思わず「作ってみたい!」と感じるような、季節ごとの「ときめくレシピ」が多くのフォロワーに支持されている。

食いしん坊かつ呑兵衛で、好きな食べ物は鶏もも肉。
書籍『わたしに優しい 米粉とみりんのお菓子と料理』(日東書院)では料理部門のレシピ作成を担当。

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