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【20年以上通う居酒屋の名物料理】どうしても再現できない!長芋すりおろしを鉄皿に盛った「ピンピン焼き」

  • 2025.3.11

料理家の先輩きじまりゅうたさんと、後輩吉田愛さん。同じお題で、それぞれが自慢のつまみをつくってもらいました!15品目はきじまさんの「ピンピン焼き」。鉄板が熱いうちに全体をよ~く混ぜてハフハフ言いながら食べて!

【20年以上通う居酒屋の名物料理】どうしても再現できない!長芋すりおろしを鉄皿に盛った「ピンピン焼き」

■お題その7「名店『リスペクト』つまみ。」

【きじま】かれこれ20年以上通っている居酒屋の名物料理。すりおろした長芋と具を混ぜ、熱々の鉄皿に盛って提供される。料理のおいしさはもちろん、そのビジュアルや時間経過とともに変化する味わい(卵や長いもがじわじわ焼けて固まる)が魅力。どうやっても本家に近づけないので、具を多めにしました(笑)。

■“ピンピン焼き”のつくり方


◇材料 (つくりやすい分量)

長芋:100g
ゆでだこ:100g
ゆで海老:100g
卵:1個
塩:小さじ1/4
サラダ油:適量
A :
・ 青海苔:小さじ1/2
・ 刻み海苔:適量
・ 醤油:適量


(1)下ごしらえ
たこは幅5mmに切る。海老は1cm角に切る。

(2)混ぜる
長芋は皮をむいてすりおろし、塩を混ぜる。①も加えて混ぜる。

(3)焼く
鉄鍋(ステーキ皿やスキレットなど)を弱めの中火で熱し、サラダ油をひいて②を流し入れ、卵をのせる。底面にしっかり焼き色がついたら火から下ろしてAをかけ、混ぜながら食べる。

完成
完成

――教える人

「きじまりゅうた 料理研究家」

祖母も母も料理研究家という家庭で生まれ育ち、自身も同じ道へ。左党の血もしっかり受け継いでいる。家飲みはもちろん、気のおけない仲間との外飲みも大好き。つまみ系著書に『毎日絶品!「サバ缶」おつまみ』(青春出版社)などがある。

「吉田 愛 料理研究家」

料理家のアシスタントや和食店での修業を経て、料理家として独立。佳肴がありそうな居酒屋を発見すると、一人でも果敢に暖簾をくぐる行動派。大の日本酒党で唎酒師の資格を持つ。つまみ系著書に『温故知新和食つまみ』(成美堂出版)。


この記事は『四季dancyu 2023 冬』に掲載したものです。

文:佐々木香織 写真:伊藤徹也

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