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朝ドラ出演から束の間…“月9初主演”にも抜擢!視聴者の心を動かす“力強い眼差し”『明日はもっと、いい日になる』

  • 2025.7.7

夏クールの情報が出揃った。フジテレビの月9では海沿いの児童相談所を舞台にしたドラマ『明日はもっと、いい日になる』が始まる。主演は福原遥、バディ役として林遣都が出演する。

ドラマでは珍しい児童相談所が舞台

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(C)SANKEI

本作は、神奈川県警強行犯係の刑事である主人公・夏井翼(福原遥)が、児童相談所への出向を命じられるところから始まる物語。警察と児童相談所は実際に人事交流があり、その設定を生かしたことで、別の価値観を持った人物が児童相談所で奔走していくという物語を可能にしている。

注目したいのは、舞台が児童相談所という点だ。これまで『健康で文化的な最低限度の生活』など福祉事務所が舞台の物語はあったが、児童相談所が舞台となる民放連続ドラマはとても少ない。児童相談所とは、18歳未満の子どもに関するあらゆる問題について、保護者と子どもからの相談に応じ、支援を行う行政機関。児童相談所を舞台にすることで、現代の親と子に改めて光を当てて、見つめることになる。

翼という新人福祉司を通して児童相談所を見つめることで、視聴者も翼と一緒に児童相談所の実態を学んでいくことができる。また、翼の成長やそれぞれの福祉司のスタンスも見どころになるだろう。

福原遥月9初主演、林遣都10年ぶりのフジテレビ連続ドラマ出演

主演を務める福原遥は、本作がフジテレビゴールデンプライム帯初主演であり、月9初主演となる。映画『あの花が咲く丘で、君とまた出会えたら。』で第47回日本アカデミー賞新人俳優賞を受賞し、『舞いあがれ!』では朝ドラヒロインを務め、着実に俳優としてのステップを進んでいる。福原遥には、何よりも頑張り屋で健気なヒロインが良く似合う。可愛らしさもありながら、真剣さのある力強い福原の眼差しを見ていると応援したいという気持ちが自然と湧いてくるのだ。

『マル秘の密子さん』では、ミステリアスな雰囲気のヒロインを演じるなど、新たな引き出しを見せた福原。『明日はもっと、いい日になる』で演じる夏井翼は、警察から児童相談所への出向をなかなか受け入れられずに新人福祉司として働くことになる。翼自身が愛情深く育てられたこともあり、正義感が強く相手にとことん寄り添ってしまう性格。福祉司としては関わりすぎてしまう性格が裏目に出てしまうこともあるようだ。

そんな翼とバディとなる蔵田総介を演じるのは、フジテレビ連続ドラマ10年ぶりの出演となる林遣都。ドラマ出演自体が『おっさんずラブ -リターンズ-』以来、1年ぶりとなる。林の芝居は、どんな時もまっすぐだ。キャラクターの心情を自分の中にインストールして、表情や仕草など細かな部分に反映していく。『VIVANT』や『初恋の悪魔』などでは、現実離れした設定、キャラクターにも丁寧にアプローチし、愛される人物へと作り上げていった。現在公開されているあらすじを見てみると、翼のバディとして彼女を導きつつも、翻弄していくような人物になりそうだ。少し変わり者のような雰囲気もある。健気な王道ヒロインである翼と変わり者っぽさもある蔵田がどんなやり取りを繰り広げるのかも見どころになるだろう。

月曜9時枠で2025年1月から放送された『119エマージェンシーコール』も、消防局の通信指令センターを舞台にした一風変わったお仕事ドラマとして、好評を集めた。『明日はもっと、いい日になる』も、珍しい職種を取り上げるドラマとして、学びを視聴者に提供するドラマになることを願いたい。


ライター:古澤椋子
ドラマや映画コラム、インタビュー、イベントレポートなどを執筆するライター。ドラマ・映画・アニメ・漫画とともに育つ。
X(旧Twitter):@k_ar0202