朝ドラの“何気ないワンシーン”に視聴者からざわつき…　“7月7日だからこそ”響いた演出とは？

今田美桜がヒロインを務めるNHK連続テレビ小説『あんぱん』の第15週「いざ！東京」第71話が、7月7日に放送された。

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嵩は面接試験で散々な結果となるが、10年以上前に入選した四コマ漫画に救われる

高知新報の入社試験を受けた嵩（北村匠海）だったが、面接試験に同席していた琴子（鳴海唯）が「気の毒なくらい緊張しちょって。申し訳ないけんど、十中八九落ちたと思うわ」とのぶ（今田美桜）に報告するほどに、結果は散々なものだった。落胆と納得が滲むのぶは、廊下を通った嵩を、「たっすいがーはいかん！」と呼び止める。

久しぶりに会ったのぶに、嵩はいつか世界一面白いものを作りたいと話す。それは、アメリカの雑誌『HOPE』を手にしたことが刺激になり、「絵を描きたい」「漫画を描きたい」という思いが湧いてきていた。

その夜、のぶはメイコ（原菜乃華）との夕食中に、思い立って会社の資料室に駆け込む。10年以上前の古新聞の中から、嵩が高知新報に入選した四コマ漫画の記事を見つけ出した。

その頃、社会部の緑川（嘉島陸）が、明日の朝刊に穴が開きそうだと慌てていた。締切まであと2時間。記事の挿絵で埋める方針になり、のぶは嵩を推薦。救世主として嵩を高知新報に連れてくるために、緑川は夜遅くに駆けだした。

高知新報に呼び出された嵩、メイコと健太郎との再会に期待がかかる

“朝ドラ受け”で知られる『あさイチ』では、鈴木奈穂子アナウンサーが「すごい！ こう繋がっていくんだ、あの漫画が！」と興奮気味にコメント。博多華丸も目を見開き、「明日が楽しみです。だって、呼び出されて、描いたら『おお！』って言われるんでしょ。嵩がね」と明日の放送内容を予想。さらに、のぶはメイコに健太郎（高橋文哉）が嵩と闇市で店をやっていることを話しており、そのことに関しても「会うでしょ？『なんね。のらくろじゃなかね』ってあるでしょ。どうする？ 明日」と展開を予想すると、鈴木アナウンサーも爆笑しながら「だいぶ予測が進んでますね。楽しみにしましょうね」と話していた。

SNSでは「七夕放送で久々に再会ののぶと嵩」「七夕に嵩とのぶが再会するのは偶然か？」「この七夕の日にのぶちゃんとたかし再開って」といったのぶと嵩を織姫と彦星になぞらえた投稿のほか、緊張のせいかたどたどしい嵩の面接での応対に、「面接の練習とかしてこなかったのか」「どうやって製薬会社受かったの…？」「自分のマイナス面を披露してしまう嵩君」といったツッコミも入っている。

また、メイコについても「メイコちゃん絶対に闇市行きそう」「明日会えるのかな」といった視聴者の声も寄せられている。

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NHK 連続テレビ小説『あんぱん』毎週月曜〜土曜あさ8時放送
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