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「台詞もまんまで恐ろしい」大河ドラマ、“米騒動”が現実に酷似しすぎているとSNSで話題沸騰…!『べらぼう』

  • 2025.7.9

横浜流星さんが主演を務めるNHK大河ドラマ『べらぼう』(毎週日曜よる8時)の第26回「三人の女」が7月6日に放送されました。
冷夏による不作で米の値が昨年の倍に上昇。多くの人が集まる耕書堂では米の減りが早く、蔦重こと蔦屋重三郎(横浜流星)も頭を悩ませます。また蔦重と共に耕書堂を切り盛りする中で、蔦重の才能や人脈に気後れしたてい(橋本愛)は、ある日突然姿をくらまします。

タイムリーな米騒動が話題に

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『べらぼう〜蔦重栄華乃夢噺〜』7月6日放送(C)NHK

冷夏による不作で米の値が昨年の倍に上昇。田沼意次(渡辺謙)は商人に米の値を下げるよう命じますが、従う米屋は少なく米の値段は一向に下がりません。

奉公人も増え、戯作者たちが集まる耕書堂では、米の減りが早く、蔦重こと蔦屋重三郎(横浜流星)は頭を悩ませます。そんな中、蔦重が米の仲介業者・大引赤蔵(林家たい平)に米を安く仕入れさせてくれるよう頼むと、赤蔵は「おととしの米ならもっと安くおろせるぞ?」と軽々しく返答。蔦重と赤蔵のやり取りを聞いていた大田南畝(桐谷健太)は「ほんとは米なんて余りまくってんだろうな」「米を持ってる連中が売り惜しみして値をつり上げてってことなんじゃないか」と考察します。
SNSでは「あまりにも令和な天明の米騒動」「あまりにもタイムリー」「古古米!?」「去年の倍って台詞もまんまで恐ろしい」「歴史は繰り返すってことなんだよね」と、昨年から続く現代の米不足にあまりにも酷似していると話題に。「この脚本、去年の米暴騰の前に書き上げてるんですよね?」「予言の書ってこの脚本かも」「すげーわ」と、現在の状況と見事にリンクする脚本への驚きの声も寄せられました。

切なすぎる歌麿にSNS悲鳴

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『べらぼう〜蔦重栄華乃夢噺〜』7月6日放送(C)NHK

蔦重と共に耕書堂を切り盛りする中で、蔦重の才能や人脈に気後れするてい(橋本愛)。ある日、苦心の末仕上げた『品の系図(絵や本の繋がりを記した系図)』を置いて姿をくらまします。
急いで後を追ってきた蔦重に、ていは「江戸一の利者の妻は私ではつとまらぬと存じます」と本音を打ち明けます。蔦重は「俺ゃおていさんのことつまんねえって思ったことないですぜ」とていの言葉をきっぱり否定。さらに「『出会っちまった』って思ったんでさ。俺と同じ考えで同じつらさを味わってきた人がいたって」「おていさんは俺が俺のためだけに目利きした、俺のたった一人の女房でさ」と声をかけました。

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『べらぼう〜蔦重栄華乃夢噺〜』7月6日放送(C)NHK

その晩、ついに結ばれた蔦重とていに、SNSでは「ついに…蔦重とていが!」「めでたい」と声が上がります。一方、蔦重とていの隣の部屋で寝る歌麿(染谷将太)は「良かったな、蔦重。良かった」と涙目でぽつり。隣室の声が聞こえないよう頭から布団をかぶる様子に、SNSからは「歌麿が切なすぎて私心臓引き千切られそう」「泣いた」「歌麿辛すぎる」「痛々しくて見てられなかった…」との声が続出。「隣の音が聞こえるのが嫌だ!」「地獄の館」「襖一枚はきついっすわー」「歌ちゃんの心の安定のために壁を分厚くするクラファンして」と残酷な演出に悲鳴が上がりました。


NHK大河ドラマ『べらぼう〜蔦重栄華乃夢噺〜』 毎週日曜よる8時放送
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ライター:あいな
関西在住のフリーライター。主にエンタメや保育についての記事を執筆。読書、ドラマ、アイドル好き。日々育児に奮闘中。