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「NHKの本気を見た」「攻めてるな」忖度なしの“原作通りの演出”に、SNS驚愕の声『ひとりでしにたい』

  • 2025.6.25

綾瀬はるかさんが主演を務めるNHK土曜ドラマ『ひとりでしにたい』(毎週土曜よる10時)の第1話「39才、×婚活○終活、はじめました」が6月21日に放送されました。
仕事に推し活にと独身生活を謳歌していた山口鳴海(綾瀬はるか)。ある日、憧れだったキャリアウーマンの伯母・山口光子(山口紗弥加)が孤独死したとの報せにショックを受け、慌てて婚活を始めることにー。

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『ひとりでしにたい』6月21日放送 (C)NHK/テレビマンユニオン

まさかの遺品にネット騒然

仕事に趣味の推し活にと充実した独身生活を送っている山口鳴海(綾瀬はるか)。
ある日、憧れだったキャリアウーマンの伯母・山口光子(山口紗弥加)が孤独死したとの報せを受けます。「結婚もせず、子どもも産まないで一人でず~っと好き勝手してきたから最期に罰が当たったってとこか」と話す父・山口和夫(國村隼)の言葉にショックを受けた鳴海は意地になり、伯母の遺品は自分がもらうと主張。両親の反対を押し切り、一人暮らしの家に持ち帰りました。

帰宅後、遺品の入った段ボールを開封した鳴海は、得体の知れない謎のグッズを発見。翌日、職場の同僚・松岡陽子(岸本鮎佳)に「これ何か分かる?美顔器系だと思うんだけどググっても出てこなくて」と相談すると、松岡は「あんた職場に何持ってきてんの?」と大慌て。鳴海の耳元で女性用の大人の玩具だと説明しました。
忖度なしの原作通りの演出に、SNSでは「NHK攻めてるな」「NHKの本気を見た」「まさかドラマでもちゃんと映るとは」「孤独死エピを遺品含め原作どおりやり切ったの賞賛したい」「リアルで笑えん」との声が上がります。

ファンの思いを詰め込んだ歌詞に大盛り上がり

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『ひとりでしにたい』6月21日放送 (C)NHK/テレビマンユニオン

伯母の孤独死をきっかけに婚活を始めた鳴海でしたが、年齢の壁に撃沈…。今後の生き方に頭を悩ませる中、アイドルグループ“STAR PURIPURI(スタプリ)”の推し・真田道隆(吉澤要人)の熱愛が発覚します。さらに鳴海が婚活を始めたことを知った上司・近藤隆司(コウメ太夫)から同級生を紹介されそうになり、メンタルが限界を迎えた鳴海の頭にはスタプリの曲“限界Lonely☆”が流れる展開にー。
“カノバレ(彼女の存在がバレること)は構わないが、匂わせ投稿するような浮かれぽんち女はやめろ”という直球な歌詞に、SNSでは「オタクの総意すぎる」「爆笑した」「全てのアイドルに聴かせたい」「推し活する全てのファンの思いを代弁するようなシーン」「共感しかない」「最高すぎる」と盛り上がりました。

さまざまなことが重なり、自分は結婚したいわけではなく「ひとりで生きて、ひとりできちんとしにたいんだ」と気づいた鳴海。婚活ではなく終活を始めることを決意しました。
第1話の放送後、SNSでは「すごく現代を切り取ったドラマだなぁ」「1話からぶっ飛びすぎ」「めっちゃ面白かった」「原作好きだがドラマもめちゃくちゃ好き」といった感想が続出。「すごくコメディな雰囲気なのに刺さりまくるテーマ」「全く他人事じゃなくグサグサきてしまった」「私のために作られたドラマかと思った」と強い共感を覚えた視聴者も多くいたようでした。


NHK 土曜ドラマ『ひとりでしにたい』 毎週土曜よる10時放送
NHKプラスで見逃し配信中

ライター:あいな
関西在住のフリーライター。主にエンタメや保育についての記事を執筆。読書、ドラマ、アイドル好き。日々育児に奮闘中。