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「今日、元カレに偶然会った」と彼に送信→返ってきたのはスタンプ1個、「それだけ?」と送っても無言

  • 2026.11.2
ハウコレ

「それだけ?」と送っても、返事は届きませんでした。気にしていないのか、どうでもいいのか。スマホを枕元に置いて眠った私を起こしたのは、1件の通知でした。
本屋の文庫コーナーで、聞き覚えのある声に名前を呼ばれました。振り返ると、3年前に別れた元カレが立っていました。帰り道、私はそのことを彼に伝えようとスマホを取り出しました。

正直に送ったつもりの報告

元カレとの会話は、5分もかかりませんでした。「元気?」「うん、そっちは」と近況を少し話しただけで、連絡先も交換していません。
それでも、付き合って1年の彼に黙っておく気にはなれませんでした。逆の立場なら、私は知りたいと思うからです。
「今日、元カレに偶然会った」
「駅前の本屋で。少し立ち話しただけだよ」
既読はすぐに付きました。返ってきたのは、猫が敬礼しているスタンプが1個だけです。猫の横には「了解」と書かれていました。

スタンプ1個の意味

しばらく待っても、続きは届きません。何を話したのか、どんな様子だったのか。何か1つくらい聞かれると思っていた私は、拍子抜けしました。
「それだけ?」
送ったメッセージにも既読が付いたまま、返事はありませんでした。
もともと彼は、いつもあっさりしています。職場の飲み会に男性がいると伝えたときも、「楽しんで」の一言だけでした。
それを心地いいと思っていたはずなのに、このときばかりは不安になりました。私が誰と会っても、彼は気にならないのだろうか。スマホを枕元に置いたまま、いつの間にか眠っていました。
目を覚ましたのは、短い通知音が鳴ったときです。ロック画面には、彼の名前が表示されていました。

ロック画面に並んだ書き出し

通知の下には、メッセージの書き出しが表示されていました。
「昨日はスタンプだけでごめん。」
その先は省略されていて、続きは開かないと読めません。ただ、通知の大きさから、かなりの長文だということだけは分かりました。
スタンプ1個から、急に長文です。謝りたいことがあるのか、それとも別の話なのか。良い知らせなのか悪い知らせなのか、書き出しだけでは見当が付きません。
私は布団の上で体を起こし、通知に親指を乗せたまま、しばらく画面を見つめていました。

そして...

もし、昨日のことで彼を傷つけていたのだとしたら。もし、あっさりしていたのが本当に無関心だったのだとしたら。深く息を吸ってから、私は通知をタップしました。
長い文章を最後まで読んでから、私は彼に電話をかけました。連絡先は交換していないこと、5分ほど話しただけだったことを、自分から伝えました。最後に、1つだけお願いしました。
「次からは、スタンプの前に一言ちょうだい」
彼は「努力する」とだけ答えました。
あの夜、彼はなぜ、猫の「了解」1個しか返せなかったのでしょうか。
(20代女性・保育士)

本記事は、ハウコレ読者への独自アンケートに寄せられた実体験をもとに制作していますが、個人が特定されないよう、一部設定を変更しています。

(ハウコレ編集部)

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