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ごぼうを買う回数 夏は九州地方 秋は東北地方が多い

  • 2026.10.17

ごぼうを買う100世帯あたりの回数は、6〜8月は九州地方が東北地方より多く、9〜11月は東北地方が上回りました(2022〜2025年の4年とも・二人以上の世帯の家計調査)。根菜9品目で4年ともこの形になったのはごぼうだけです。秋の回数が夏の何倍かを4年の合計で比べると、東北の6市はどれも九州・沖縄の9市より大きくなりました。

6〜8月の3か月にごぼうを買った回数は、二人以上の世帯の100世帯あたりで九州地方が124〜134回、東北地方が99〜128回でした(2022〜2025年・単身世帯を除く)。9〜11月になると、東北地方181〜197回、九州地方154〜178回と、東北地方のほうが多くなります。
家計調査の根菜9品目のうち、この形が4年そろったのはごぼうだけでした。
きんぴらや豚汁、炊き込みご飯に使われるごぼうを、地方と季節で並べ直します。

夏の3か月は九州地方124〜134回 秋は東北地方181〜197回

二人以上の世帯の100世帯あたりの購入回数を、3か月ずつ足して比べます(夏=6〜8月、秋=9〜11月)。
・2022年 夏 九州地方132回・東北地方128回 → 秋 東北地方193回・九州地方168回
・2023年 夏 九州地方124回・東北地方99回 → 秋 東北地方187回・九州地方178回
・2024年 夏 九州地方131回・東北地方106回 → 秋 東北地方197回・九州地方159回
・2025年 夏 九州地方134回・東北地方107回 → 秋 東北地方181回・九州地方154回
4年とも、夏は九州地方、秋は東北地方のほうが多く買っていました。2026年の夏も九州地方115回、東北地方106回です。
12月〜翌年2月の冬は、4回のうち3回が東北地方のほうが多く、2023年12月〜2024年2月は両地方とも194回でした。

根菜9品目で 夏は九州・秋は東北が4年続いたのはごぼうだけ

二人以上の世帯の家計調査は、根菜を10の項目に分けています。まとめた項目の「他の根菜」を除く9品目で、東北地方と九州地方の夏と秋の回数を同じように比べました。
・夏は九州・秋は東北が多い:ごぼう(4年とも)、さといも(4年中3年。2023年は秋も九州地方が多い)
・夏も秋も東北地方が多い:だいこん、たけのこ(4年とも)
・夏も秋も九州地方が多い:たまねぎ、れんこん(4年とも)
・年によって変わる:さつまいも、じゃがいも、にんじん
にんじんの2023年の秋は、両地方とも413回で同じでした。多く買う地方が夏から秋で替わる形が4年続いたのは、9品目の中でごぼうだけです。

夏から秋への回数の伸び 4年合計で北海道・東北・関東・北陸が1.57倍以上

二人以上の世帯の4年分(2022〜2025年)の秋の回数を、夏の回数で割りました(どちらも4年の合計どうし)。
・東北地方 1.72倍
・関東地方 1.67倍
・北海道地方 1.59倍
・北陸地方 1.57倍
・東海地方 1.44倍
・中国地方 1.38倍
・四国地方 1.36倍
・近畿地方 1.34倍
・九州地方 1.26倍
・沖縄地方 1.21倍
全国は1.50倍です。北海道・東北・関東・北陸の4地方が1.57倍以上で並び、ほかの6地方は1.44倍以下でした。
1年ごとに割ると並びは動き、2022年は北海道地方1.33倍が四国地方1.44倍を下回り、2025年は東海地方1.66倍が北陸地方1.62倍を上回りました。それでも、秋÷夏で東北地方が九州地方を上回った点は4年とも変わりません。地方の区分は、家計調査の標本設計に使われているものです。

4年合計の秋÷夏 東北の6市は1.69倍以上 九州・沖縄の9市は1.27倍以下

二人以上の世帯の秋÷夏を4年の合計で市ごとに出すと、東北の6市は1.69〜2.17倍、九州・沖縄の9市は1.07〜1.27倍でした(52市=都道府県庁所在市と政令指定都市。東京都区部を含む)。
・東北の6市:福島市 2.17倍、秋田市 2.14倍、山形市 2.06倍、盛岡市 1.75倍、仙台市 1.74倍、青森市 1.69倍
・九州・沖縄の9市:佐賀市 1.27倍、大分市 1.25倍、長崎市 1.24倍、熊本市 1.20倍、鹿児島市 1.19倍、北九州市 1.18倍、福岡市 1.17倍、宮崎市 1.08倍、那覇市 1.07倍
4年合計では、東北でいちばん小さい青森市(1.69倍)も、九州・沖縄でいちばん大きい佐賀市(1.27倍)を上回りました。1年ごとに割ると、東北の6市がそろって九州・沖縄の9市を上回ったのは2023年だけです。2022年は熊本市1.60倍が仙台市1.45倍を上回り、2024年は長崎市1.74倍が仙台市1.58倍を上回り、2025年は那覇市1.60倍が青森市1.53倍を上回りました。
那覇市は4年合計では1.07倍です。2022・2023年は秋が夏より少なく(0.89倍・0.88倍)、2025年は1.60倍でした。
統計局が公表している市別のランキング(2023〜2025年の平均)で、ごぼうに1年で使う額が多いのは佐賀市・盛岡市・秋田市の順です。1年の額で上位に並ぶ市どうしでも、秋に回数を伸ばす形かどうかは違っていました。

よくある質問

1年を通して足すと、東北地方と九州地方の回数はどのくらい違いますか

二人以上の世帯の100世帯あたりで、1〜12月の回数を足した値です。
・2022年 東北地方700回・九州地方636回
・2023年 東北地方623回・九州地方626回
・2024年 東北地方657回・九州地方657回
・2025年 東北地方638回・九州地方613回
2024年は同じ回数、2023年は九州地方が3回多く、2022年と2025年は東北地方が多い年でした。1年の合計でどちらが多いかは年で変わる一方、夏は九州地方・秋は東北地方が多い形は4年とも同じです。

全国では、ごぼうを買った世帯の割合は7月と10月でどのくらいですか

二人以上の世帯で、ごぼうを1度でも買った世帯の割合を全国で見ると、7月は21.1〜23.8%、10月は33.5〜39.9%です(2022〜2025年)。2026年の7月は22.7%です。地方別・市別の表には買った世帯の割合の列が無いため、この記事の地方と市の比較は購入回数で行っています。

まとめ 秋の伸びは北海道・東北・関東・北陸が1.57倍以上 東北の6市は1.69倍以上

秋の3か月に買う回数は、二人以上の世帯の100世帯あたりで東北地方181〜197回、九州地方154〜178回でした。夏は九州地方のほうが多く、この形が2022〜2025年に4年続いています。
根菜9品目でこの形が4年そろったのはごぼうだけです。1年の合計で多い地方は、年によって違いました。
秋÷夏は4年合計で北海道・東北・関東・北陸が1.57倍以上、52市では4年合計で東北の6市がどれも九州・沖縄の9市を上回りました(1年ごとにそろったのは2023年だけ)。

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