1. トップ
  2. おでかけ
  3. 【中央区高砂】食パン1枚の糖質が4.5g! 小麦粉不使用とは思えない♪

【中央区高砂】食パン1枚の糖質が4.5g! 小麦粉不使用とは思えない♪

  • 2026.10.15

こんにちは! リビングふくおか・北九州Web地域特派員のゆーれんママです。毎年11月14日は「世界糖尿病デー」。糖尿病の予防や早期発見、治療を続けることの大切さを世界に発信する日です。そんな世界糖尿病デーに先立って、気になるお店を取材していきます。

出典:リビングふくおか・北九州Web

その1店舗目は、福岡市中央区高砂にあるパン屋さん 「ベークショップイワハシ」。 糖質を気にしている方はもちろん、おいしいパンやスイーツが大好きな方にも、ぜひ知っていただきたいお店です。なんと、食パン1枚あたりの糖質量は4.5g! しかも、小麦粉を使っていないとは思えないほど、ふわふわでおいしいんです。いったい、どんなパンなのでしょうか?

劇症1型糖尿病をきっかけに生まれた、低糖質パンへの挑戦

お話を伺ったのは、オーナーの岩橋さん。実は岩橋さんご自身が、糖尿病の中でも珍しい「劇症1型糖尿病」の罹患者なのだそうです。もともとパン屋さんを営んでいた岩橋さん。10数年前に発症して入院した際、当時広まり始めていた「低糖質」という考え方をきっかけに、主治医の先生からこんな提案を受けたといいます。 「低糖質のパンやスイーツを開発するために、勉強してみませんか?」 この言葉が、低糖質の商品づくりに取り組むきっかけになりました。糖質を多く含む小麦粉や米を使った食品を、糖質量に配慮しながら楽しむのは簡単なことではありません。そこで岩橋さんが着目したのが、糖質の少ない「大豆粉」でした。ところが、大豆粉はパンづくりに使うのが難しい素材。思うように膨らまなかったり、食感を整えるのが難しかったりと、開発には数々の苦労があったそうです。なかでも食パンの開発には、なんと5年もの歳月を費やしたのだとか!素材の特性を知り尽くし、試行錯誤を重ねて生まれたパン。

出典:リビングふくおか・北九州Web

数字だけでは分からない、岩橋さんの情熱が伝わってきます。

こぶし大のパンなのに、糖質は1個5g以下!

店内には、低糖質のパンや焼き菓子、ケーキがずらり。もちろん、通常のパンも販売されています。

出典:リビングふくおか・北九州Web

まず驚いたのが、パンのサイズと糖質量のバランスです。

出典:リビングふくおか・北九州Web

「低糖質バンズ」「低糖質大豆チョコバンズ」「低糖質大豆チーズバンズ」は、どれもこぶし大のしっかりしたサイズ。それなのに、糖質量はすべて1個あたり5g以下なのだそう!パンを食べたいけれど、糖質量が気になってしまう……。そんな方にとって、うれしい選択肢ですね。

出典:リビングふくおか・北九州Web

クロワッサンやデニッシュも見逃せません。「低糖質大豆のクロワッサン」「低糖質大豆のくるみデニッシュ」「低糖質大豆のチョコデニッシュ」は、10%小麦粉を使用しているものの、大きめのクロワッサンでも糖質量は11gとのこと。パン好きにはたまらないラインアップです。

出典:リビングふくおか・北九州Web

さらに、100%大豆粉を使ったクッキーは、商品によっては1枚あたりの糖質量が1g未満!実はこのクッキー、ビールが大好きな岩橋さんが、おつまみとして楽しめるものを作ろうと開発した自信作なのだそうです。ご自身の「食べたい」という気持ちから生まれた商品だからこそ、食べる楽しみを大切にした工夫が感じられます。

ケーキもショーケースに! いちおしは糖質7gのザッハトルテ

パンだけでなく、ショーケースにはおいしそうなケーキも並んでいます。

出典:リビングふくおか・北九州Web

なかでも岩橋さんのいちおしは「低糖質ザッハトルテ」。なんと、1ピースあたりの糖質量は7gなのだそう!一般的なケーキを思い浮かべると、この数字には思わず驚いてしまいます。おいしさを追求するために、砂糖の代わりには、糖質量に配慮した甘味料であるエリスリトールやステビアを使用。商品ごとに相性を考えて配合を調整しているそうです。 ケーキの糖質量は、通常の商品と比べて平均で20分の1以下。ザッハトルテでも、およそ13分の1に抑えられているとのこと。しかも、シュークリーム以外のケーキには小麦粉を使っていないそうです。 インターネットで商品を知り、「本当にそんなケーキが作れるの?」と驚いた糖尿病専門医が、実際にお店を訪れることもあるのだとか。食べる楽しみを諦めたくない人にとって、こうした商品が身近にあるのは心強いですね。

いざ実食! 1枚4.5gの「低糖質大豆食パン」に感動

今回、私がどうしても食べてみたかったのが「低糖質大豆食パン」(930円)です。6枚切りで、1枚あたりの糖質量はなんと4.5g。通常の食パンと比べて、糖質量は約7分の1なのだそう!実は、取材に伺う前から、この食パンを食べるのが楽しみで楽しみで……。夕食には小鰯の生姜煮を予定していたのですが、急きょオイルサーディンに変更。パンと一緒に味わうことを想像しながら、準備をしてお店へ向かいました(笑)。

出典:リビングふくおか・北九州Web

ひと口食べて、まず驚いたのは、そのふわふわとした食感。小麦粉を使っていないと聞いていなければ、きっと気づかないのでは? と思うほど、自然な食感なのです。噛みしめていると、あとから大豆ならではのおいしさがじわじわと広がります。さらに、軽くリベイクしてみると、香ばしさが加わり、これがまたおいしい! 実は、開発当初は「お客さんに、薬だと思って食べて」と言うほどだったという岩橋さん。今のこのおいしさからは、なかなか想像できません。長い年月をかけて、おいしさと糖質量の両立を追求してきた努力に、改めて感動しました。 普段から夕食の糖質量をかなり控えている私。病気ではありませんが、体形維持のため、自宅では小麦粉や砂糖を控え、きなこやエリスリトールを使って料理やお菓子を作ることもあります。だからこそ、大豆粉の扱いにくさや、甘味料の配合によって食感が変わってしまう難しさは、少し分かるつもりです。火を通していない大豆粉は、きなことは違って扱いが難しく、パンを作るとなればなおさら。エリスリトールも、使い方によっては食感に影響します。 岩橋さんが「みんなマネするかと思ったけれど、マネされない」とおっしゃっていたのも納得です。 糖質量を気にしていると、どうしても食べるものを選んだり、我慢したりする場面が増えますよね。そんななかで、食べたいパンを、おいしいと感じながら味わえる幸せ。今回の食パンは、私にとって、そんな喜びを改めて感じさせてくれる一品でした。

大豆のフィナンシェも! おいしく楽しめる選択肢がここに

もうひとつ気になったのが「大豆のフィナンシェ」。

出典:リビングふくおか・北九州Web

こちらは1個あたりの糖質量が1gとのこと。福岡市内の病院でも、糖尿病の患者さんに親しまれている人気商品なのだそうです。パンだけでなく、焼き菓子やケーキまで選べるのが「ベークショップイワハシ」の魅力。糖質量に配慮した商品を探している方はもちろん、健康を意識して食生活を見直したい方や、糖質量を気にしているご家族・ご友人への贈り物を探している方にも、知っておいていただきたいお店です。

出典:リビングふくおか・北九州Web

店内にはイートインコーナーもありますよ。

食べる喜びを、もっと自由に

糖尿病は、生活習慣だけが原因で発症する病気ではありません。岩橋さんのように、劇症1型糖尿病を発症する方もいらっしゃいます。そして、糖質量を気にする理由は人それぞれ。健康管理のため、体形維持のため、あるいは家族の食事を考えて……。どんな理由であっても、「食べたいものをおいしく食べたい」という気持ちは、きっと同じですよね。岩橋さんのお話を伺い、実際に食パンをいただいて感じたのは、ただ糖質量を抑えるだけではなく、食べる楽しみまで諦めなくていいようにという思いでした。長い年月をかけて生み出された、低糖質のパンやスイーツ。気になる方は、ぜひ一度「ベークショップイワハシ」を訪れてみてはいかがでしょうか。

※本記事で紹介した糖質量は、取材時に伺った数値です。糖質量の管理や食事療法については、個々の状態に応じて医師・管理栄養士にご相談ください。

ベークショップイワハシ
福岡市中央区高砂2-9-14
8:00~19:30
定休日: 日曜・祝日
092-531-4770
https://www.instagram.com/bakeshop_iwahashi/

※記事に掲載した内容は公開日時点または取材時の情報です。変更される場合がありますので、お出かけの際は公式サイト等で最新情報の確認をしてください

元記事で読む
の記事をもっとみる

注目コンテンツ