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「ピキッ!」ズンバ開始5分で左ふくらはぎに激痛。痛みで嘔吐した50歳の診断は【医師解説あり】

  • 2026.10.6

運動不足を解消しようと、50歳で初めてズンバ教室に参加した私。音楽に合わせて楽しく体を動かし始めたわずか5分後、左のふくらはぎに激痛が走り、歩くこともできなくなりました。思いがけないけがの体験です。【医師解説あり】

参加者は年上の方が多く「私にもできそう」

50歳のころ、友人に誘われて、公民館で行われているズンバ教室に通うことになりました。日ごろから運動不足が気になっていたため、体を動かすよい機会になりそうだと楽しみにしていました。

迎えた初日、参加者には私より年上に見える60代くらいの方が多く、「これなら私にもできそう」と思いました。しかし、後になって、参加者の多くはジムに通い、日ごろから体を動かしている方たちだったと知ったのです。

開始5分でふくらはぎに激痛

音楽が流れてレッスンが始まると、最初は軽いステップで体を慣らしていくような動きでした。

開始から5分ほどたち、音楽に合わせて体を動かすことが楽しくなってきた、そのときです。

「ピキッ!」という音がしたように感じたのと同時に、左のふくらはぎに激しい痛みが走りました。

私は壁際に置かれていた椅子に座り、痛みが治まるのを待つことにしました。そのまま約40分後にレッスンが終了。帰ろうとして立ち上がったところ、足が痛くてまったく歩けないことに気付きました。

友人と、レッスンに参加していた方の肩を借り、なんとか公民館の入り口までたどり着きました。しかし、自力で家に帰れるような状態ではありません。

そこで夫に電話をして迎えに来てもらい、その日は日曜日だったため、そのまま休日診療所へ向かいました。

痛みで嘔吐。診断結果は

休日診療所は混雑していました。診察の順番を待っている間にも痛みは続き、あまりの痛みに吐いてしまい、涙までこぼれてきました。

「早く先生に診てもらいたい」

祈るような気持ちで待ち続け、1時間ほどたって、ようやく名前を呼ばれました。休日診療所ではエックス線検査を受け、診察の結果、「おそらく肉離れだろう」と言われました。エックス線画像のデータが入ったCDを受け取り、松葉づえを借りて、痛み止めを処方してもらい、その日は帰宅しました。

翌日、整形外科を受診するため、何社かのタクシー会社に電話しましたが、いずれも配車してもらえませんでした。仕方なく、痛む足をかばいながら、泣く泣く歩いて向かいました。

整形外科で休日診療所から受け取ったCDを提出しましたが、再びエックス線検査を受けました。診察の結果、肉離れと診断されました。

回復まで予想外の3カ月

その後は1週間ほど整形外科に通い、電気治療を受けました。次第に、自宅の中であれば、なんとか松葉づえなしでも歩けるようになりました。

元のように動けるまでには、3カ月ほどかかりました。インターネットで調べると、1カ月ほどで回復すると書かれた記事を多く見かけましたが、私の場合はそれよりも時間がかかったようです。

まとめ

ズンバを激しい運動と思っていなかった私は、開始5分でけがをするとは思いもしませんでした。体重が増えた状態でジャンプしたことも、ふくらはぎへの負担になったのかもしれません。以来、自分のペースでできるウォーキングやエアロバイクを地道に続けています。

医師による解説:運動不足から始める運動の注意点

肉離れは、筋肉が急に引き伸ばされたり、強く縮んだりした際に筋線維が損傷するけがです。運動習慣の少ない人が急にジャンプなどをすると、筋肉への負担が大きくなります。

ジャンプで肉離れが起こる理由

ズンバのようにステップやジャンプを繰り返す運動では、蹴り出しや着地の際、ふくらはぎに急な力がかかります。肉離れには運動習慣や筋力、柔軟性、疲労、準備運動の程度など、複数の要因が関係します。年齢だけで運動への慣れを判断することはできません。体重が負荷に影響することはありますが、今回の原因を体重だけに求めることはできないでしょう。

歩けないほどの激痛は早めに受診

肉離れが疑われたら運動を中止し、無理に歩いたり、患部を強く伸ばしたりしないことが大切です。強い痛みや腫れ、皮下出血がある場合や、足に体重をかけられない場合は、早めに整形外科を受診しましょう。

肉離れは問診や診察をもとに判断し、必要に応じて超音波検査やMRI検査で損傷の部位や程度を確認します。エックス線検査は、主に骨折などの有無を調べるためにおこなわれます。

回復期間は損傷の程度で異なる

回復に必要な期間は、損傷した部位や範囲、重症度によって異なり、数週間から数カ月かかる場合があります。回復期間には個人差があるため、インターネットで見た期間だけで判断せず、痛みや腫れが長引く場合や悪化する場合は再受診しましょう。運動は、痛みや腫れの状態、筋力の回復などを確認しながら、段階的に再開することが大切です。

※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。

※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。

※AI生成画像を使用しています

監修:中村光伸先生(光伸メディカルクリニック院長)

著者:細田ともみ/50代女性・会社員

※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています(回答時期:2026年8月)


監修者:医師 光伸メディカルクリニック院長 中村 光伸先生

医学博士。整形外科医の知見から骨の仕組み、体の動かし方を活かした骨のトレーニングを提唱する骨の専門医。骨の強化と全身の機能回復を両立する「骨たたき」を考案。若々しい体を取り戻す「リバースエイジング」の専門家としてメディアにも多数出演。著書に『医者が考案した骨粗しょう症を防ぐ1分間骨たたき』(アスコム)。

ベビーカレンダー/ウーマンカレンダー編集室

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