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背中を押された度92%!『ファーストボイス』に感化された映画ファン急増中「自分の信念を貫く勇気をもらえる」「女性たちの強さを実感」

  • 2026.10.1

今年10月1日に「男女雇用機会均等法」が新たに改正される。そもそも同法において、女性に対する差別扱いの禁止が定められたのは1997年のこと。その法改正のきっかけを作った勇気ある女性たちの闘いを知っているだろうか?綾瀬はるか主演、ファーストサマーウイカ、松本穂香が共演する映画『ファーストボイス』(10月2日公開)は、「100%負ける」と言われた日本初のハラスメント裁判に挑んだ女性たちの実話に着想を得た物語。『九十歳。何がめでたい』(24)の前田哲監督が、脚本家の橋本裕志と『こんな夜更けにバナナかよ 愛しき実話』(18)、『そして、バトンは渡された』(21)に続くタッグを組み、観る者の心を照らし、背中を押してくれるエンタテインメント作品として完成させた。

【写真を見る】ボディコンスーツに身を包んだ綾瀬はるか、ファーストサマーウイカがかっこいい!

MOVIE WALKER PRESSでは本作の公開に先駆けた試写会を実施。参加者によるアンケートでは「背中を押された度92%」を記録し、「観終わったらポジティブな気持ちになれた」や「何度も何度も心を打たれました」、「時代の転換点を切り開いた女性たちがすごいと思った」など絶賛の声が相次いでいる。なぜ本作はこれほどまでに観客の心を揺さぶり、勇気を与えるのか?ひと足先に鑑賞した映画ファンたちのリアルな声と共にその魅力を紐解いていく。

「権利を勝ち取ろうとした女性たちの強さを実感」…性別を超えて刺さる、登場人物たちへの圧倒的共感

ディスコでミラーボールが煌めき、日本が好景気に沸いていたバブル経済絶頂期の1989年。女性は結婚までの“腰掛け”として働く存在だとみなされ、職場で不当に扱われながらも、多くの人が「よくあることだ」と思い込んでいた。寝ぐせ頭で法廷に駆け込む日々を送り、お金にならない案件ばかりを受けてしまうお人好しの弁護士、朝日道子(綾瀬)。彼女のもとに、職場で理不尽な嫌がらせを受け、大好きな仕事をも奪われた上原恵(ファーストサマー)が助けを求めて訪れる。会社と上司を相手に提訴したいというのだが、それは誰も試みたことのない前例なき「ハラスメント」を巡る裁判。新人弁護士の藤野栞(松本)は「勝ち目がない」と反対するが、朝日は「この裁判は必ず未来につながる」と立ち上がる。彼女たちの前に立ちはだかるのは、“常識”という巨大な壁。それでも踏みだした勇気ある一歩と最初の一声“ファーストボイス”が、日本社会を揺り動かしていく。

ハラスメント被害に遭い、会社まで辞めさせられた恵が朝日の事務所に助けを求めてやって来る [c]2026「ファーストボイス」製作委員会
ハラスメント被害に遭い、会社まで辞めさせられた恵が朝日の事務所に助けを求めてやって来る [c]2026「ファーストボイス」製作委員会

元号が昭和から平成へと変わろうとした当時、人々は偏見や理不尽なハラスメントに対して、“世間の常識”だからという理由で黙認するしかなかった。そんな風潮に立ち向かうのが、様々な思いを胸に社会を変えなければと集まった女性たち。「傷ついてもいい。泣き寝入りしたくない」と会社と上司を相手に立ち上がった恵、「未来のために戦い抜いて勝ちましょう」「私たちは歴史に立ち会うのではなく、歴史を作るんです」と彼女の意志に応えようとする、お人好し弁護士で三児の母でもある朝日。朝日の弁護士事務所で働く新人の栞も2人の奮闘に共鳴し、傷つきながらも前へ進み、時代の“常識”に立ち向かっていく。そんな姿に試写会参加者らも、「勇気づけられた」「胸が熱くなった」「尊厳という当たり前のことをずっと守っていきたい」といった声が寄せられている。

「女性の権利を勝ち取ることの大変さ、男尊女卑という世論の固さ、それを打ち破ろうとした女性たちの強さを実感した」(30代・男性)

「『100%負ける』と言われた裁判に立ち向かった勇気を尊敬します」(30代・女性)

「朝日弁護士が法廷で女性の生きづらさを語りかけるシーンから、これからの社会に必要なことが伝わってきました」(30代・男性)

小さな出版社でバリバリ働いていた恵だったが… [c]2026「ファーストボイス」製作委員会
小さな出版社でバリバリ働いていた恵だったが… [c]2026「ファーストボイス」製作委員会

「勇気ある一歩を踏みだした人たちがいるからこそ、いまの社会がある」…不可能に立ち向かった先人たちへの感謝の気持ち

いまでこそ「ハラスメント」という言葉や一人ひとりの関心、認識が広がっているが、37年前は言葉の意味すら理解されず、声を上げること自体が“非常識”とされる時代だった。そんな絶望的な空気のなかで、バッシングに耐えながらファーストボイスを上げて闘った当事者たちがいたからこそ、いまの私たちの権利や環境がある。もちろん、現在もハラスメント被害がゼロになったとはいえず、そのことに苦しんでいる人がいるのが現実だろう。それでも確実に時代を進めてくれた先人たちがいたことへのリスペクトと感謝の想いを感じ、バトンを受け取った私たちも一歩を踏みだそうと身を引き締めたようだ。

「前例がないものに挑戦することはとても怖いと思います。途中、何度も挫けそうになりながらも、互いに支え合った女性たちがすごい」(30代・男性)

「原告側になることは相当な覚悟がいることだと思います。それでも立ち向かう姿にとても勇気がもらえた」(40代・女性)

「勇気ある一歩を踏みだした人たちがいるからこそ、いまの社会がある」(30代・女性)

「今日の常識は明日の非常識かもしれない。社会の固定観念に囚われず、時代を切り開いた彼女たちに感謝したい」(30代・女性)

恵、そして同じような被害で苦しむ女性たちのために社会と闘う [c]2026「ファーストボイス」製作委員会
恵、そして同じような被害で苦しむ女性たちのために社会と闘う [c]2026「ファーストボイス」製作委員会

「これぐらいは普通という無意識さが身近な偏見につながっていく」…自分自身の“常識”について考えさせられる

30年以上前を舞台にした物語でありながら、いまを生きる私たちがふとした時に出会う違和感に通じる部分も随所に描かれている本作。「自分も無意識のうちに誰かを傷つけていないか?」「加担していないか?」と、ハラスメントを生む側に立っていないかどうか、自らの足元を見つめ直したという声も相次いでいる。当事者としてハラスメント問題を見つめ直すきっかけを得たという参加者たちの声も紹介したい。

「これぐらいは普通。その無意識さこそが、身近な偏見につながっていく」(30代・女性)

「40年ほど前はこんな社会だったのか…と愕然としつつ、現代にもハラスメントは残っていると感じます」(年齢未回答・女性)

「ハラスメントに対する意識は高くなってきたと思いますが、男女問わず現在も軽はずみな発言で傷つけられることはあると思います」(40代・女性)

「周囲が見て見ぬふりをしないことが大切」(40代・女性)

「常識、当たり前、普通…。それっていったいなにが基準なのか?」(40代・男性)

恵が勤めていた出版社でバイトをしており、彼女の証人として法廷に立つ吉井隆 [c]2026「ファーストボイス」製作委員会
恵が勤めていた出版社でバイトをしており、彼女の証人として法廷に立つ吉井隆 [c]2026「ファーストボイス」製作委員会

「ボディコンスーツを着て法廷に立つ姿に感動した」…スカッと痛快で勇気をもらえるリーガルエンタテインメント

本作は実話に着想を得て描かれた物語だが、法律の知識はいっさい不要。前代未聞の裁判に突き進むことの難しさや、予想される社会からのバッシングを前に暗い顔を見せる恵や栞たちに対し、「始めてみなければ、始まらない。レッツ・ビギン!」と笑顔を見せる朝日の姿が眩しく、その前向きさに観る側も勇気や元気をもらえること間違いなし。鑑賞後には「スカッとした!」と晴れやかな気持ちになれることから、社会問題を真摯に描きながらも感情をダイレクトに揺れ動かすエンタメとして見ごたえたっぷりの作品に仕上がっている。

「恵にならって朝日もボディコンスーツを着て法廷に立つ姿に感動した。服は男性に見せるためのものではなく、自分自身を表現するものです」(20代・女性)

「理不尽な言動に対して朝日が、ちゃんとおかしいと立ち向かう姿に、本当にそう!とスカッとしました」(50代・女性)

「支援者たちがバラバラになりそうになった時、朝日弁護士の言葉で一つにまとまっていく様子に胸が熱くなりました」(30代・女性)

「クライマックスで『主文…』と判決が読み上げられる瞬間、これまで見守ってきた想いがあふれそうになった」(30代・女性)

映画『ファーストボイス』に心揺さぶられ、勇気をもらった観客たちの声をお届け! [c]2026「ファーストボイス」製作委員会
映画『ファーストボイス』に心揺さぶられ、勇気をもらった観客たちの声をお届け! [c]2026「ファーストボイス」製作委員会

「『レッツ・ビギン!』が周りの空気を変えていく」…綾瀬はるから豪華キャストのルックと演技合戦がスゴイ

お人好し弁護士の朝日を演じるのは綾瀬はるか。常に笑顔を絶やさない物腰柔らかな人物だが、理不尽なことには「本当にそうでしょうか?」と疑問を投げかけ、闘うことから逃げない芯の強さが頼もしい。恵は夢だった雑誌編集者の仕事を奪われ、数え切れないほどのハラスメント被害と好奇の目に深く傷ついているが、それでも社会の理不尽に立ち向かう。そんな彼女をファーストサマーウイカが悔しさやつらさを押し殺した表情と凛とした佇まいで表現し、思わず引き込まれる。また、松本穂香演じる栞は、当初は恵の裁判が勝ち目のないものとして消極的だったが、社会に蔓延るハラスメントの現状を目の当たりにするうちに、その重要性を理解していくキャラクターだ。

「やはり『レッツ・ビギン!』は外せません。ちょっと空気が読めていない感もありますが、それが周りの空気を変えていきます」(30代・男性)

「朝日の『私はあなたのような人と闘っているのかもしれない』という言葉。差別や偏見は身近なところにあると実感した」(30代・女性)

「つらくて怖くて、すごく大変な立場で何度も挫けそうになりながら、法廷に立ち続ける恵がかっこよかった」(30代・男性)

「栞が当事者になって初めて恵の気持ちを理解し、力になろうとする姿をうまく演じられていた」(40代・女性)

「主要人物3人の立場やそれぞれの温度感も違うからこそ、絶妙なバランスで物語に引き込まれました」(30代・女性)

【写真を見る】ボディコンスーツに身を包んだ綾瀬はるか、ファーストサマーウイカがかっこいい! [c]2026「ファーストボイス」製作委員会
【写真を見る】ボディコンスーツに身を包んだ綾瀬はるか、ファーストサマーウイカがかっこいい! [c]2026「ファーストボイス」製作委員会

また、朝日たちと共に闘う女性支援団体の組員や弁護士役で峯村リエや木村多江、山田真歩らが出演。裁判所で対峙する恵の元上司やその取引先の男、担当弁護士を水川かたまり(空気階段)、工藤阿須加、筒井道隆らが演じるほか、恵と一緒に働いていたアルバイト役の鈴鹿央士、朝日の夫役の迫田孝也、裁判長役の酒向芳と豪華キャストが物語を盛り上げる。参加者の心に残った登場人物や印象的なシーン、セリフなどもピックアップする。

「水川かたまりさんが演じた恵の元上司。家庭ではどこにでもいる父親なのに、恵に対する振る舞いや法廷での受け答えにギャップを感じました」(30代・女性)

「山田真歩さんが演じる方のような存在がとてもリアルだと思いました」(40代・女性)

「裁判と家庭の両立を頑張る妻の姿を目の当たりし、朝日弁護士の旦那さんが変わっていく姿がよかった」(30代・女性)

「男性中心だった職場を辞めてまで、恵のために証言台に立ったアルバイトの彼はすごくカッコイイと思った」(50代・男性)

「酒向さん演じる裁判長が淡々としつつも裁判に公平に向き合おうとしているように感じて、いままでにない役だと思いました」(40代・女性)

恵が起こした裁判に対して真っ向から立ちはだかる被告側 [c]2026「ファーストボイス」製作委員会
恵が起こした裁判に対して真っ向から立ちはだかる被告側 [c]2026「ファーストボイス」製作委員会

「社会は一人ひとりの勇気によって変えることができる」…『ファーストボイス』から受け取った前向きなメッセージ

観終わったあと、「背中を押された」や「声を上げることの大切さを知った」、「時代に立ち向かい声を上げてきた人たちに感謝したい」など、前向きな勇気が湧き上がる映画『ファーストボイス』。一人の“声”から始まった闘いが、やがて多くの人々の心を動かし、社会をも変えていく。いまを生きるすべての人に寄り添い、背中を優しく、そして強く押してくれる物語をぜひスクリーンで堪能してほしい。

「社会は一人ひとりの勇気によって変えることができる」(20代・女性)

「自分の信念を貫く勇気をもらえる作品です」(40代・女性)

「理不尽に対し、ちゃんと対話で向き合い、社会を変えていこうとする姿がよかったです」(20代・女性)

「朝日弁護士が被告側や傍聴席の人たちに語りかける『あなたの妻や娘や恋人が同じ思いをしたらどうか』という言葉が強く心に残っています」(30代・女性)

「私にもできるかな?と思いながら、朝日弁護士たちを見ていると勇気が出せそうな気がします」(40代・女性)

世紀の裁判の行方はどこへと向かうのか? [c]2026「ファーストボイス」製作委員会
世紀の裁判の行方はどこへと向かうのか? [c]2026「ファーストボイス」製作委員会

文/平尾嘉浩

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