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怖い話好き必見!「背後を振り返るな」霊を信じない配達員→背中に「濡れた桜の花びら」びっしりの怪奇

  • 2026.10.17

現役の郵便局員である送達ねこさん(@jinjanosandou)のもとに集まった、同僚たちが体験した不思議な話や怖い話を漫画化したのが『郵便屋が集めた奇談』だ。町の隅々まで配達する郵便局員は、どんなに恐怖を感じても配達物がある限りその場所を避けることはできない。

送達ねこ(@jinjanosandou)
送達ねこ(@jinjanosandou)
送達ねこ(@jinjanosandou)
送達ねこ(@jinjanosandou)
送達ねこ(@jinjanosandou)
送達ねこ(@jinjanosandou)

配達先で出会った「桜を見る男」の不気味

今回紹介するエピソード「桜」に登場するのは、「幽霊などは錯覚だ」と霊の存在を真っ向から否定する配達員の山本さんだ。

ある春の日、とある家に配達で訪れた山本さんは、庭先にたたずむ家主と遭遇する。声をかけてもいっこうに振り返らず、熱心に何かを見つめている様子だったため尋ねてみると、「桜を見ているんです」と返答があった。しかし、その答えには言い知れぬ違和感が漂っていた。

信じない男の背中にびっしりと付着した「濡れた花びら」

作者の送達ねこさんによると、山本さんは現在も「人は死んだら無に還る」と考えており、霊を信じないスタンスは変わっていないという。山本さんは「もし霊の存在を信じていたなら受け入れられたかもしれないが、自分としては全くありえないことなので、とても気持ちの悪い体験になっている」と振り返る。

作中で特に不気味さを際立たせているのが、山本さんの背中にびっしりと付着していた“濡れた桜の花びら”だ。読者からも「逃げようと背中を向けたときにつけられたのでは」との声が寄せられている。同僚に背中の異常を指摘された瞬間を思い出すと、山本さん自身もゾッとするそうだ。「自分では見えない背中」に花びらをつけられたことに、今も複雑な思いを抱き続けている。

追ってきた「死の光景」と消えない謎

山本さんは「死の光景に背中を向けて現実の世界に戻ろうとする自分を追ってまで、痕跡を残した桜。ずっと霊の話に背中を向けてきた自分へ、声もなく呼びかけてくるものがあるようだ」と、忘れがたい体験を分析する。

「彼が会った人物は一体誰だったのか」という謎は残されたままだ。すでに桜は散っていた時期にもかかわらず、背中に付着していた濡れた花びらはどう説明できるのだろうか。不可解で説明がつかない現象が起きるのも世の常である。本作は「不思議で怖い話が好き」「背筋がゾクッとした」と読者から好評を得ている。日本のどこかでひっそりと起こる“怪異”を覗き見してみよう。

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