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ピアスの穴から出た白い糸を抜くと失明する?誰もが怯えた都市伝説「耳から白い糸」の恐怖と笑い

  • 2026.9.28
「耳から白い糸」01 画像提供:藤やすふみ
「耳から白い糸」01 画像提供:藤やすふみ

「耳に開けたピアスの穴から白い糸が出てきて、引っ張ったら失明した。実はその糸は視神経だった」。昭和から平成にかけて広くささやかれ、中高生を恐怖に陥れた都市伝説「耳から白い糸」をご存じだろうか。

02 画像提供:藤やすふみ
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03 画像提供:藤やすふみ
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04 画像提供:藤やすふみ
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現在もSNSやWeb上で話題を集めるオカルトや怪異をユーモアたっぷりに描くのが、漫画家の藤やすふみさん(@y_asufumi100)による短編シリーズ『都市伝説に求める女』だ。誰もが一度は怯えた都市伝説に対する思いについて、作者に話を聞いた。

「本物の視神経だったのか!?」訪れた暗黒の世界

物語の主人公は、念願のピアスを開けたばかりの若い男・四明君。ある日、彼は友人から「耳から何か出ている」と、ピアスの穴から白い糸が飛び出していることを指摘される。

友人は「耳から視神経が出る話もある」と不気味な都市伝説を口にするが、四明君は笑い飛ばした。そんなばかげた噂を信じるわけがないと、彼はためらうことなく白い糸を引き抜いてしまう。

しかし次の瞬間、四明君の視界はいきなり真っ暗闇に包まれた。何も見えなくなった自らの異変に、「やばい、本物の視神経だったのか!?」と激しい恐怖に駆られる四明君。このあと彼を待ち受ける予想外の真実とは。ホラーから一転してユーモアあふれる結末へと向かう見事な構成となっている。

恐怖の記憶をエンタメに昇華

医学的に見れば、耳たぶに視神経が通っているはずもなく、白い糸の正体は衣服の繊維や皮脂などの汚れであることがほとんどだ。しかし、情報が限られていた時代の子どもたちにとって、この噂はあまりにもリアルな脅威だった。

この都市伝説について藤さんは、「これを聞いた当時は子どもだったので、真実だと思い非常に怯えました。そして『絶対にピアスを開けないぞ』と心に誓いました」と振り返る。

幼いころに誰もが抱いた恐怖を原動力に、ホラーとギャグを融合させた魅力的な短編を描き続ける藤さん。『都市伝説に求める女』では、そのほかにも定番の怪談からマニアックな都市伝説まで幅広く取り扱っている。ただ怖いだけではない、ユーモアのスパイスが効いた奇妙な世界をのぞいてみてほしい。

取材協力:藤やすふみ(@y_asufumi100)

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