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妻「えっ、清掃って…」3連休の旅行から帰った40代夫婦、玄関の郵便受けに入っていた“1枚の紙”に絶句したワケ

  • 2026.10.18
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出典:photoAC(※画像はイメージです)

皆さま、こんにちは。現役の不動産会社社長として、日々さまざまな土地や建物のご相談に向き合っている岩井です。

マンションから届いた“お知らせ”のはがきや書類を「あとで読もう」と置いたままにしたことがある方も多いでしょう。内容によっては入居者の立ち会いが必要な場合もあり、日程を確認しないまま旅行を予約すると、予定が重なってしまうことがあります。

今日は、10月10〜12日の3連休に旅行へ出かけた40代夫婦が、帰宅後に見つけた“清掃未実施のお知らせ”をきっかけに、思わぬ負担を抱えることになったエピソードをご紹介します。

3連休を利用して、夫婦で久しぶりの旅行へ

数年前、マンション購入をお手伝いした40代のAさんから、旅行後に起きた出来事について相談を受けました。

Aさんは、購入した分譲マンションで妻と暮らしています。夫婦ともに働いており、休みが合う10月10〜12日の3連休を利用して、久しぶりに2泊3日の旅行へ出かけることにしました。宿が埋まる前に予約を済ませ、食事や観光の予定を立てながら、2人は出発を楽しみにしていたそうです。

一方、自宅にはマンションの“排水管清掃のお知らせ”が届いていました。Aさんはあとで確認しようと思い、ほかの郵便物と一緒に置いたまま、日程を確かめずに旅行へ出かけてしまいました。

清掃業者が訪問した日、夫婦は旅行先に

今回の排水管清掃は、各住戸の室内に入り、台所や浴室などの排水口から作業を行うものでした。

お知らせには、Aさん宅の作業日時と、在宅して立ち会う必要があることが記載されていました。しかし、指定日は旅行中の10月11日。夫婦は日程が重なっていることに気づいていませんでした。

清掃当日、業者がAさん宅を訪ねても応答はなく、室内に入れないため作業はできませんでした。業者は清掃未実施のお知らせを玄関の郵便受けに入れ、次の住戸へ向かいました。

その頃、夫婦は旅行先で食事を楽しんでいたそうです。自宅の清掃ができず、連絡を求めるお知らせが届いているとは、思ってもいませんでした。

帰宅した玄関で見つけた「清掃未実施」

10月12日の夕方、帰宅したAさん夫婦は、玄関ドアの郵便受けに入っていた紙に気づきました。そこには、留守で室内の排水管清掃ができなかったことと、管理会社へ連絡してほしい旨が書かれていました。

「えっ、清掃って昨日だったの?」

妻に尋ねられ、Aさんは置いたままのお知らせを探しました。日付を見た瞬間、言葉に詰まります。

「旅行の日と重なっていたのかよ…」

「そういえば、このお知らせ、前から届いていたよね。旅行予約する前に見ればよかった…」

楽しかった旅行の余韻は薄れ、今度は清掃をどうするか考えなければならなくなりました。それでもAさんは、この時点では「別の日に来てもらえば済むだろう」と考えていたそうです。

別日の清掃に2万円。旅行後に思わぬ出費

連休明け、Aさんが管理会社に相談すると、予想していなかった説明がありました。

「今回は、予定日に作業できなかったお部屋を別日に清掃する場合、その費用はお部屋の所有者にご負担いただく取り決めです。追加費用は2万円になります」

このマンションでは、一斉清掃とは別に業者を手配する場合、その住戸の所有者が費用を負担することになっていました。事前のお知らせにも記載されていましたが、Aさんは読んでいなかったのです。

「管理費を払っていますよ?それでも、別に2万円かかるんですか…」

Aさんは戸惑いながらも、取り決めと案内内容を確認し、別日の清掃を申し込みました。妻に費用を伝えると、ため息交じりに返ってきたのは、こんな言葉でした。

「旅行では節約して出費を抑えようと工夫したのに、これで2万円も払うことになるなんてバカみたいじゃない」

楽しみにしていた旅行のあとに残ったのは、清掃の再手配と、予定になかった2万円の支払いでした。

マンションからの“お知らせ”は、日時と不在時の対応まで確認する

マンションの設備点検や清掃には室内での作業があり、居住者の立ち会いが必要なものもあります。お知らせを受け取ったら、作業日時に加え、立ち会いの必要性や、不在時の対応も確認しましょう。

旅行などと重なる場合は、早めに管理会社へ相談してください。日程を変更できるか、別日に対応してもらうと追加費用がかかるかを確かめておくことが大切です。

今回の2万円は、このマンションの取り決めによるもので、不在にすると必ず同じ費用がかかるわけではありません。費用の負担を求められた場合は、金額だけでなく、どのような取り決めに基づく請求なのかも確認しましょう。

確認した日程は家族で共有し、カレンダーに登録しておくと、旅行などの予定との重複を防ぎやすくなります。

管理会社からのお知らせには、きちんと目を通す

管理会社から届くお知らせには、設備点検や清掃など、暮らしに関わる重要な案内も含まれています。あとで読もうと置いたままにせず、受け取ったら内容を確認しましょう。

立ち会いや事前の連絡が必要な場合は、日程と必要な対応を家族で共有しておくことが大切です。分からない点があれば、管理会社へ問い合わせてください。

お知らせの見落としが、思わぬ出費につながることもあります。読むだけで終わらせず、必要な連絡や予定の調整まで済ませておきましょう。



筆者:合同会社ゆう不動産 代表 岩井佑樹

不動産売買の専門家として仲介・査定・買取に携わりながら、不動産Webライターとして1,000記事以上を執筆。「売る力×伝える力」を軸に、情報発信と販売の両面から不動産の価値を高めている。派手さよりも誠実さを大切にし、地域に寄り添う姿勢で「早く・高く・安心」の取引を支える不動産の専門家。


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