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休日のほうが疲れる… 母だけがタイムアタックを求められる日曜日の夜。冷めた餃子を前にした母のリアルな絶望【書評】

  • 2026.9.25

【漫画】本編を読む

1週間の終わり、日曜日の夜。休日らしく少しゆっくりして、明日への英気を養う……そんな時間は母にはない! むしろ休日の方が疲れるという現象が起きる。白目みさえさんが描くコミックエッセイ『子育てしたら白目になりました』にも、そんな理想と現実の間で疲れ果てる母の姿が描かれる。

日曜日の夜、餃子を包んでいるみさえさんのところに「餃子を包みたい」と現れた子どもたち。夫は「お手伝いえらいなあ」とのんきな感想を遠くからかけてくるが、幼児の手伝いは手伝いではない! うまく包めないのでサポートが必要なのはもちろん、生肉を触った手で目や口を触らないか……。正直ひとりでやった方が早い。しかし教育上無下にもできず、みさえさんは必死で対応する。

いざ食べられると思ったら、子どもたちがお風呂へ。お風呂の手伝いをしているうちに餃子は冷める。後片付けして、自分のお風呂のついでに風呂掃除をすませ、夜のうちに洗濯を……。そうこうしているうちに夫と子どもは夢の中にいるのだった。

ちなみにこのエピソード、あたふたするみさえさんの傍ら、夫は子どもと一緒にテレビを観て、ゲームをして、一緒に就寝……。保護者のうちのひとりというよりは、長男なのかな? というリラックスモードに驚く。

白目家に、そして我が家に家族団らんなんてゆとりのあるシーンが生まれるのはいつの日か……。「今週末も本当にお疲れ様でした」と、全国の母たちをハグしたくなる。我がことのように共感でき、明日への元気がもらえるエピソードだ。

文=原智香

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