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「痛くて起き上がれない」採卵当日の夜に腹痛で救急搬送。突然の体の異変とは【医師解説あり】

  • 2026.9.19

不妊治療中は目の前のことで精いっぱいで、先のことを考える余裕はありませんでした。そんな中で経験した突然の激しい腹痛は、今でも忘れられない記憶として残っています。【医師解説あり】

採卵当日の夜

不妊治療を続ける中で迎えた採卵の日。無事に終わってひと安心していたその日の夜に、突然、起き上がれないほどの強い腹痛に襲われました。

あまりの痛みに自力で動くことも難しく、救急車を呼ぶことになりました。

病院での思わぬ診断

病院で診てもらったところ、おなかに血がたまっていることがわかりました。幸い出血量は少なかったようで、入院せずに済みましたが、当時は不安でいっぱいでした。

採卵後にこのような症状が起きるとは思っておらず、とても驚いたことを覚えています。

まとめ

採卵当日の出来事やその後の腹痛は、決してラクな経験ではありませんでした。現在は妊娠中で、おなかの赤ちゃんの成長を楽しみに過ごしています。あのときは不安でいっぱいでしたが、今振り返ると、不妊治療中の自分が必死に向き合ってきた時間の一つだったのだと感じています。

医師による解説:採卵後の強い腹痛に注意

採卵後は軽い下腹部痛や張り、少量の出血がみられることがありますが、動けないほどの強い痛みや、時間とともに悪化する痛みがある場合は、早めの受診が必要です。

採卵後に腹痛が起こる理由

採卵は、腟から細い針を入れて卵巣内の卵子を採取する処置です。そのため、採卵後に下腹部の痛みや張り、違和感、軽い血性分泌物が出ることがあります。多くは一時的ですが、まれに腹腔内出血、感染、卵巣過剰刺激症候群などが関係することがあります。

強い痛みは早めの受診を

採卵後に、起き上がれないほどの強い腹痛、痛みがどんどん強くなる、冷や汗が出る、めまいがする、出血が多いなどの症状がある場合は注意が必要です。腹腔内出血や卵巣過剰刺激症候群、まれに卵巣捻転や感染の可能性もあるため、我慢せず、まず治療を受けた医療機関へ連絡し、連絡がつかない場合や症状が強い場合は救急受診を検討してください。

※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。

※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。

監修:早川 潤先生(早川クリニック 院長)

著者:加藤莉子/20代女性・パート

イラスト:はせがわじゅん

※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています(回答時期:2026年7月)


監修者:医師 早川クリニック 院長 早川 潤先生

産婦人科専門医。大阪大院医学博士。大阪・心斎橋で70年以上続く早川クリニックの院長として、思春期から更年期以降まで、幅広い世代の女性の健康を支えている。医師同士の相互評価により選ばれる「Best Doctors of Japan」にも選出。専門性に基づいた、丁寧でやさしい診療を大切にしている。HP:https://hayakawa-clinic.jp/

ベビーカレンダー/ウーマンカレンダー編集室

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