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もう行った?北海道・旭山動物園に新施設!もふもふマヌルネコが見せる「忍者の動き」とは

  • 2026.9.17

北海道旭川市の旭山動物園で、人気の「マヌルネコ舎」がリニューアルされました。

野生本来の「カクカクした動き」や狩りの習性を見られるように、絶壁の岩場も本物そっくりに再現されました。
坂東元(げん)統括園長は、マヌルネコについて「身を隠す場所がない場所で自分の気配を消す。どちらかというと『忍者』みたいな動き方」と話します。

マヌルネコは本来の姿を見せてくれるのか。
総工費およそ1億3000万円の新たな住みかの舞台裏に密着しました。

『世界最古のネコ』

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カメラ片手に集まった大勢の来園者のお目当ては…『マヌルネコ』です。
シベリア南部から中央アジアに生息するネコ科の動物で、およそ600万年前から姿が変わらないことから『世界最古のネコ』と言われています。

ずんぐりしたフォルムに、不機嫌そうな顔。そのギャップがかわいいと人気を呼んでいます。

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6月からは、オスの「グルーシャ」に加え、名古屋市の東山動植物園から「ヒデ」も仲間入りしました。
来園者は「かわいかった。顔が小さくて尻尾はタヌキみたいでかわいい」と話します。

4月中旬。この日は増築した新施設にマヌルネコを入れる日です。もともとあった施設とは、トンネル状の通路でつながっています。

標高の高い岩場に生息するマヌルネコのために発泡スチロールで土台を作り、その上からモルタルを塗って絶壁のような岩場を再現しました。

カクカクした動き、尻尾フリフリ

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旭山動物園と言えば、動物本来の能力や習性を引き出す『行動展示』で有名です。

野生に近い姿を観察するため、岩の中にエサをセットすると…。
すばやく走ることができないマヌルネコが岩場に身を隠し、気配を消して獲物に忍び寄るときに見せる、特徴的な動きを見せました。

動物本来の行動に、坂東統括園長も大興奮でシャッターを切ります。
マヌルネコを担当する土井尚哉さんも「結構いい動きが見えて野生の動きというか、カクカクとした動きが見られて非常にうれしい」と話します。

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さらに、尻尾を小刻みに振る様子も…。
これは、尻尾に注意を引き付け、獲物が気を取られた瞬間に狩りをする、マヌルネコ特有の習性です。

モフ毛、耳が低いワケ

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冬には、たっぷりの脂肪と今よりも分厚いモフモフの毛に覆われるマヌルネコ。
体毛や体型を変化させることで、マイナス50℃の過酷な環境でも生き抜くことができます。

坂東統括園長は「春夏秋冬景色も変わるので、そんななかで『たくましさ』みたいなものを感じてもらえればいい」と話しました。

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また、マヌルネコをよく見てみると、他のネコ科の動物よりも耳の位置が低いことが分かります。これは、岩場の岩かげなどから獲物を狙うときに見つかりにくくするためだといいます。

神戸に赤ちゃん誕生

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現在、日本でマヌルネコに会える施設は、旭山動物園を含めて全国に8か所あります。

そのうち、神戸どうぶつ王国では、5月に赤ちゃんが誕生しました。マヌルネコ親子の一般公開も行われていて、朝7時半から並ぶファンもいるほど人気を集めています。

繁殖を阻む感染症への弱さ

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一方で、マヌルネコが国内で繁殖した例は少なく、神戸でも繁殖に成功したのは2回目です。

旭山動物園の中田真一園長は、繁殖の難しさについてこう話します。

「国内で飼ってる頭数も少なく、同じ血縁ばかりで全員親戚みたいな感じなので、繁殖は難しい。生息地は寒くて標高が高く、病原菌が比較的少ないところで暮らしているので、免疫力が低くて感染症になりやすい」

今後繁殖させていくためには、海外の動物園と交渉して、新しい血統のメスを導入していきたいということです。

取材・文:HBC報道部
編集:Sitakke読者編集部ぬまぬま

※掲載の内容は、HBC「今日ドキッ!」放送時(2026年8月10日)の情報に基づきます。

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