1. トップ
  2. 暮らし
  3. 実は逆効果な洗濯5つ 洗剤の量と詰め込みすぎに注意

実は逆効果な洗濯5つ 洗剤の量と詰め込みすぎに注意

  • 2026.9.16

洗剤は多めに、洗濯物はまとめて一度に──よかれと思ってやっていることが、実は汚れ落ちやにおいの原因になっていることがあります。やりがちな5つのNGと正しいやり方に加えて、洗濯機の容量ごとに「家族何人分・何日分までなら一度に洗えるか」の早見も紹介します。

まずはやりがちな5つを下の図にまとめました。どれも道具を買い足さずに、今日の洗濯から見直せることばかりです。

出典 weboo.link

1. 洗濯機に詰め込む|汚れが落ちにくくなる

洗濯機は、洗濯槽の中で衣類が動き回ることで、もみ洗いやたたき洗いの力を生んでいます。ぎゅうぎゅうに詰め込むと衣類が動けず、この力が働きません。とくに襟や袖の皮脂汚れが残りやすくなります。
落としきれなかった汚れは、生乾きのようなにおいの原因にもなります。さらに、洗濯槽や回転羽根に余計な負担がかかり、故障のもとにもなります。
入れる量は、表示容量(kg)いっぱいではなく容量の7割前後にとどめるのが無難です。上限は機種やコースで違うので、取扱説明書の表示もあわせて確認しておきましょう。

【早見】その洗濯機、何日分までためていい?

「容量の7割」といわれても、実際に何kg入れているかはわかりにくいものです。そこで、一般に目安とされる1人1日分の洗濯物=約1.5kgをもとに、洗濯機の容量の7割で何日分を洗えるかを計算しました。

出典 weboo.link

たとえば4人家族が8kgの洗濯機に1日分(6kg)を入れると、容量の75%。7割の目安をわずかに超えます。バスタオルやパジャマが多い日は、2回に分けると安心です。
反対に一人暮らしで5kgの洗濯機なら、2日分(3kg)までは7割におさまります。3日分をまとめると4.5kgで容量の9割にあたり、7割の目安を大きく超えます。

1枚あたりの重さの目安

洗濯物の重さは、おおよそ次のとおりです。
・靴下・ブリーフ:約50g
・タオル:約50〜70g
・肌着:約100〜130g
・ワイシャツ・ブラウス:約200g
・バスタオル:約300g
・スカート・綿パンツ:約400g
・パジャマ上下・シーツ:約500g
大人1人の1日分(ワイシャツ・肌着・下着・靴下・タオル2枚・バスタオル・パジャマ)を足すと約1.4kgになり、1.5kgという目安とほぼ一致します。バスタオルとパジャマは1枚で重くなるので、これらが多い日は量を控えめにしましょう。

2. 洗剤を多めに入れる|汚れ落ちは変わらず、すすぎ残りの原因に

「多めに入れたほうがきれいになりそう」と思いがちですが、洗剤は決められた量を超えても、洗浄力はほとんど上がりません。
むしろ泡切れが悪くなり、すすぎきれなかった洗剤が衣類に残ります。すすぎきれずに残った洗剤は、黄ばみや黒ずみ、においの原因になるほか、肌あれにつながることもあります。すすぎの水と時間もよけいにかかります。
洗剤は、パッケージに書かれた使用量を計量キャップで計って入れましょう。洗濯機の画面に水量や洗剤量の目安が表示される機種なら、その表示に合わせて計るのが確実です。

少なすぎても汚れは落ちない

反対に、節約のつもりで減らしすぎると、汚れを落としきれません。多すぎても少なすぎても逆効果なので、「表示どおり」がいちばんの近道です。

3. 柔軟剤を洗剤と一緒に入れる|お互いの効果を打ち消す

柔軟剤を洗剤と同じ投入口に入れたり、洗い始めから洗濯槽に入れたりするのはNGです。
洗剤と柔軟剤は、水の中で性質が反対の成分どうしが結びつきやすく、混ざるとそれぞれの働きが弱まってしまいます。
柔軟剤専用の投入口に入れておけば、洗濯機が最後のすすぎのタイミングで自動的に流してくれます。投入口のない洗濯機なら、最後のすすぎが始まってから入れましょう。

4. 洗い終わってから放置する|においの原因菌が増える

終了のブザーが鳴っても、つい後回しにしていませんか。濡れた洗濯物が洗濯槽に詰まったままの状態は、生乾き臭の原因になる雑菌が増えやすい環境です。
とくに気温も湿度も高い夏は菌の増え方が早いので、終わったら1時間以内を目安に干しましょう。気温の低い冬でも、2時間以内には干したいところです。
夜に洗って朝干すなら、予約タイマーで起きる時間に終わるよう設定しておくと、放置する時間を減らせます。

5. 干す前に振りさばかない|シワが残ったまま乾く

脱水が終わった洗濯物は、ねじれてシワが寄った状態です。そのまま干すと、シワがついたまま乾いてしまいます。
干す前に、両手で持って上下に数回振りさばき、縫い目にそって軽く引っぱって形を整えましょう。シャツは襟と袖、ズボンは折り目を手で伸ばしておくだけで、乾いたあとの見た目が変わります。

まとめ|洗剤を足す前に「量」と「順番」を見直す

汚れが落ちないとき、まず洗剤を増やしたくなりますが、見直したいのは次の3つです。
・洗濯物は容量の7割前後まで(4人家族は8kg機でも1日分でほぼいっぱい)
・洗剤はパッケージの使用量どおりに計る
・柔軟剤は専用の投入口へ、洗い終わったらすぐ干す
どれもお金をかけずに、今日の洗濯から変えられることです。

元記事で読む
の記事をもっとみる

注目コンテンツ